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テーマ:DVD映画鑑賞(13600)
カテゴリ:2007年鑑賞映画
HIDDEN 送られてきた1本のビデオテープ それは記憶の底に隠された 無邪気な悪意 映時間 119分 製作国 フランス/オーストリア/ドイツ/イタリア 公開情報 劇場公開(ムービーアイ=タキコーポレーション) 初公開年月 2006/04/29 ジャンル サスペンス/ドラマ/ミステリー 映倫 PG-12 【解説】 「ファニーゲーム」「ピアニスト」の奇才 ミヒャエル・ハネケ監督が、現代の社会問題を ミステリー仕立ての巧みな語りでスリリングに 描いた衝撃のサスペンス・ドラマ。 カンヌ映画祭では監督賞を含む3部門を受賞。 出演は「メルシィ!人生」「八日目」の ダニエル・オートゥイユと「イングリッシュ・ペイシェント」 「ショコラ」のジュリエット・ビノシュ。 【ストーリー】 テレビ局の人気キャスター、ジョルジュは 美しい妻アンと一人息子のピエロと幸せな 日々を送っていた。 そんなある日、彼のもとに送り主不明の ビデオテープが届く。 そこにはジョルジュの家を正面から 隠し撮りした映像が映っていた。 テープは何度も送られてきて、内容も回を 追うごとにプライベートな領域へと エスカレートしていく。 次第に恐怖が高まり、家族の間に亀裂が 生じ始める。 そんな中、やがてジョルジュの中で、少年時代の ある記憶が呼び起こされていく…。 【感想】 () サスペンスドラマと言う事で、公開時に、 興味がありながら、観に行けなかった作品でしたが、 結論から言えば、映画館に行かなくて良かったかも(笑) 私にはフランス映画の淡々とした感じ、間(ま)の長いのが どうも苦手のようです最近気がついたのですが・・・ でも、これはオーストリアドイツ、イタリアの合作で、 監督もドイツの方でした(^^;) この作品は好き嫌いがハッキリ別れる作品だと 思います 映画が始まると、無音で、映像もずーーと動かない (少しは動いてたのかなあ・・・)ので、 DVDがおかしい? うちのデッキが故障?と思って、そのまま観続けると 今度はテープを早送りや巻き戻すような映像に なって、あれれ???と思っていたら、映画の中で 観ているビデオの映像のアップから 始まっていたのでした(笑) 1本のビデオテープが送りつけられたことによって 幸せだった(と思える)家庭が夫も、妻も、息子も 気持ちがバラバラになって、崩れていく ビデオを撮っているのは誰なのか?犯人は誰で、 その目的は?と途中からちょっとドキドキ しながらの鑑賞なのですが・・・・ 最後は、はあ~~?と言う感じでした(笑) でも、最後、はあ~~?(目がテン・笑) になりながら、そこでまた新たな疑問の映像も 観てしまった私でした(^^;) 疑問<ラストの学校から子供が出て来るシーンでジョルジュの息子とマジッドの息子が 何か話すのですが、二人は知り合いだったのか? また、何を話しているのか?> ハリウッド映画が好きなかたや結末 (ハッキリした解決)を望む方には、 向かない映画だと思います。 それから、BGMとかテーマ曲とか 音楽もなかったような(^^;) とにかく淡々として始まり、 終わりも淡々としています(笑) 監督がDVDにあるインタビューで 言っていました。↓ 「誰がビデオを送ったかと言う疑問は、 個人がそれぞれ考えるべきであって 映画の重要な要素ではない。 これは個人が「罪」とどう向きあっているか についての映画です。 つまり、だれがビデオは送ったかについては、 ご自信で考えていただきたい」 この監督の意図することを映画を観る前に 知っていたらこの映画も違う観方になって、 奥深いもので面白くなったのかもしれません。 それと、この映画を観た後、ビデオテープを 送ったのは誰なのかという疑問を、友達同士で ディスカッションするのも面白いのではないか と思いました 万人向けではないですし、好き嫌いも わかれる作品と思うので、ハネケ監督作品が 好きなかた、好きなキャストが出ているとか フランス映画の雰囲気が好きというかた にのみ(笑)お薦めします この映画を観たかたで、感動したとかこの映画の すごい所とか教えて欲しい作品です。 正直私にはよくわかりませんでした はこれから観る方は知らないほうがいいのかも と思って隠してあります。 ご覧になる場合は、反転して下さいね。 公式サイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.11.14 20:04:32
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