カテゴリ:お料理
うちに帰ると嫁が天ぷらを作っていた。
見るとなんか、よく見た形の天ぷらが… 皿の上には薄い衣を纏ったハゼの姿。 おいおい、頭も内臓も取らんと丸揚げしたんかい! やった!!ハゼを丸ごと揚げやがった!! 俺たちの出来ないことを平然とやってのける。 そこに痺れるあこがれるぅうう~~~!! (注:ジョジョネタですよ) 冷凍庫にあったそれは横十間川産のものでなく、同じ隅田川水系でも佃産のものなので、一部危惧されるダイオキシンの問題はいくらか平気ではある。 しかしそういう問題はさておいても、釣った魚を丸揚げは「針飲んでる」可能性もあって危険だろうが。(可能性として高くはないけどさ。) しかしながら供養の意味も込めて、頭へし折って全部食べましたとも。 (針飲んでるとしてもこのへんが多いでしょうということで) 意外と内臓もそのまま食べられるのね。 ハゼって凄い。 ってか天ぷらという調理法がすごいのかもしれんが。 しかし正直、どこで獲れた魚でもあんまり肝までは食べたくない。 ダイオキシンだのを持ち出すまでも無く、重金属を含むありとあらゆる難分解性のものが蓄積される可能性があるからね。 アンコウみたいに特別うまいなら話は別だが。 ある種天然の濃縮器みたいなもんで、肝とか内臓を外せば大体測定値は激減するのよね(分解できなくても頑張って抱え込んでしまう。そんな頑張り屋が肝臓という臓器)。 ざくっとした話ながら、可食部だけに絞ればどんな汚染物も激減よね。 ハゼ一匹10グラムとして、頭、内臓、鱗、中骨取ったらこれだけで、軽く2~3割は重さが減る。 まんべんなく均一に汚染されてたとしても軽くそれだけは減るという計算(大抵の研究機関は部位による分析なんていう気の利いたことはしてない。どんな食べ方をしても良いように丸ごと測る。)。 んで、蓄積されやすい肝を筆頭として、蓄積のしやすい消化器、骨、鱗(吸収というより付着分)、脳なりを除去したら残り何パーセントが残るだろう。 検証してないけど8割除去は堅い様に思うな。 チラシの裏だが、それより結構危ないのを日常的に口にしてたりする。 例えば酢の物ね。 アルミ製の容器とか、アルミカップとかと一緒にしてたりすると危ないっすよ。酢の物に限らず梅干しとかも(アルミの弁当箱にご飯に梅干し載せて押し込んでるってのはかなりポピュラーだけどね) あと、100均とかの安い中国製の食器に酢の物入れるのもかなりチャレンジングですよ。基準が日本と違うから酸の作用で上薬から思わぬ重金属が溶け出したり。。(そういう意味では骨董とかも危険か、古い楽茶碗とかには「唐の土(鉛入)」とか「鉛白」なんていう融点降下剤を使ってるし。いや、そもそも古美術品に酢の物は厳禁だったか) んーよくわからんままに今日は内臓ごと喰ってしまったよ。ヒデブッ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年10月26日 22時36分44秒
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