カテゴリ:お料理
先日よりヨーグルトを培養している。
種菌はイトーヨーカドーで買ってきたカスピ海ヨーグルト。 カスピ海とうたいつつも、菌として本家本元のケフィアとは違うので、あまり効果自体は無いのは知っているが、出来上がりがうまいのと、増やし方も結構簡単なのでこれを使っている。 本当であれば、きちんと消毒するのだが、元がスーパーで売ってるものですぐ手に入ることから、安全のためには3世代までぐらいで再度新品に交換することが前提なのであまり厳密にやってない。(というより家庭でやる場合、増やしている菌が本当に目的の乳酸菌かどうかの判定が正確にできないので、同じ種菌を何度も使いまわすのは危険。ヨーグルトと思ってすっぱくてうまいな~と思っていたら、実は大腸菌でしたという笑い話みたいな怖い話もある) 要は消毒やら管理についてどこまでの「面倒」を許容するかなのだが、我が家では下記の様な簡易型に落ち着いている。 1.牛乳1リットルパックを購入。 2.牛乳パックの上部を完全開放する (普通に注ぎ口を作るのではなく、完全な筒状になるように開放) 3.コップに半分程度の量を予め減らしておく 4.きれいなスプーンで種に使うヨーグルトを大匙2杯ほど牛乳パックに入れて混ぜる 5.牛乳パックは元通りにきちんと蓋をして、清潔な洗濯ばさみ等で留める (このとき牛乳パックの口元に牛乳やヨーグルトがベタベタと付着していない状態にしておく。こういうところから雑菌繁殖し内部の汚染も進んでしまう) 6.ホコリっぽくない場所で室温で一晩から一日放置。 7.種類にもよるが、液体が半固体化した時点で冷蔵庫へ保存し、早めに消費する 8.消費するときは使いかけのスプーンではなく、新しいスプーンかとりわけ用に用意したスプーンを使う。食べかけのスプーンは雑菌の宝庫につき 長く書いたが、作業は非常に単純。 牛乳は出荷時点で滅菌処理がされているので、基本的に牛乳パックの中は清潔であるという前提。 外から余計なものが入る工程をなるだけ省いたらこれが一番楽な気がする。 ちなみに次の種菌は、出来上がり直後に採取してすぐに次の仕込みに入るか、あるいは一番底の方のものを使う。これは「外気に触れる」ほど雑菌の付着の機会が増えるので、一番最初の時点で確保するか、最後まで外気に触れていなかったであろう底の方のものを使うため。 もっと衛生に気をつけたければキッチンブリーチを使う。 あれは安価で強力なのでお勧め。 使用する容器にぴっちり水を張り、キッチンブリーチを規定量入れる。 そして容器の蓋や使用するスプーンなどの一式も同じ溶液で消毒する。 気になる人はじっくり漬けおいた方がいいが、気泡等が大量に付着とかしていなければ5分程度でも十分効果はある。 あとは溶液を捨ててそのまま使用。 キッチンブリーチには消毒成分の次亜塩素酸の他に界面活性剤(洗剤の一種)が入っているので洗い流したくなるが、洗い流した時点で滅菌した意味が無くなるのでしない。 個人的な見解だが、希釈した溶液で、その溶液捨てた後に残る洗剤など、残った水滴がごくわずかならほとんど無視して問題ないのではと思う。 とはいえ、気になる方はちょっと値段が張るが、薬局あたりでピューラックスとかミルトンあたりをかってくるといいと思う。こっちなら界面活性剤は入ってないし、場合によっては災害時に断水でどうしようも無くなって風呂水とかを飲まなきゃならない様なことになっても、これを入れてしばらく置くことで簡易な水の消毒ができる。考え方によっては防災用にも一本買っておいて損は無い。あとノロウィルスとかのウィルス感染の場合とかにも消毒に使える。ノロウィルスの消毒にアルコールは効かないので。 うち?うちは通常はキッチンブリーチで十分かなと。 【ノロウイルス対策】オーヤラックス 殺菌消毒剤 ピューラックス600ml ★キッチンポイント最大10倍★1201 安いですよ。440円。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年02月26日 23時51分31秒
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