カテゴリ:お料理
一年以上前の話だが、ニンニクピクルスを作っていた。
安売りしていたニンニクを一度に大量購入して酢と塩と鷹の爪で漬け込んだもの。 漬け込みの浅い2ヶ月ぐらいまではぽりぽり齧ってもうまいもので、ちょくちょく食べていたが、匂いのほかに「おなかが緩くなる」という欠点もありで、さらに半年も過ぎると「酢」が完全に染み込んでそのまま食べるのに酸っぱすぎてきびしくなってしまった。 これがもう少しワインなりの酒類で割ったもので漬けてあれば、普通のピクルスと同じに食べられるものであったのだろうけれど、日持ちを第一に酢そのままの濃度で、塩・鷹の爪多めで作ったものだから、そのまま齧るにはかなり厳しい。 仕方がないので、料理でニンニクが必要な際に少しずつ材料として使っていた。 少なくとも日持ちはするし、調理の材料としては問題が無かったのである。 このたび、ふとした思い付きながら、醤油とだし汁につけたらうまいのではないかと思い立つ。 少量を瓶から取り分けて、醤油と少量の麺つゆで漬け込む。 時間は一晩ほど。 ためしに食べてみたら、これはうまい。 酢でがっちり立っていた「カド」が醤油と麺つゆのうまみでまろやかになった。あるいは含まれていた酢が醤油の浸透圧で抜けたのが大きな要因なのかもしれない。 それでいて鷹の爪の風味がぴりりと効いていて食欲を更に誘う。 んー久々にこの味うまいなぁ~。 しかも前よりうまくなっている気がする。 んー酒が進んでしかたがないわ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年05月19日 23時01分25秒
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