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このあいだ映画化されたというCATSを観てきた。
学生時代、一時期滅法はまりまして、舞台もそうですがCDやらビデオやらで繰り返し観まくってた時期がありました。 そんな思い出がありまして、舞台のイメージが強いゆえにあんまり観に行きたいなとは思っていなかったところ。 が、嫁さんが観たいというので引っ張られて観に行くことに。 しかも「吹替」で。 いわく、字幕は追ってると内容が頭に入ってこんだそうで。 でも私ね、英語版が好きなのよ。 っつーか某劇団のやってる日本語版の歌詞は台無しだと思うの。 (センチメンタルジャーニーとか勝手に組み込んだりとか悪乗りが過ぎると思う。。あと「ツッパリ猫」とかさ、随所随所で時代感じるけどイメージと全然合ってない訳になってるところがもうね。。) でもまあ、今回吹き替え版を観ることで合わせました。違う訳をあててくれてる可能性あるし、昔かなり聴き込んでたので英語の歌詞は今でも大体覚えてますしね。 ってか、舞台と同じストーリーラインになるかどうかも事前にはよくわからんかったんだけどね。 なお、映画は、基本的に舞台と同じストーリーラインでした。 いろいろあちこち改変加えられてて、長老のオールドデュートロノミーがメスになってたりとか、グリザベラが黒人になってたりとか、うーん、これが噂のポリコレってやつかとか思ったりね。 でも映画なので観客の視点に自由度がある分、柔軟な場面転換とかができるようになってて、全体の展開が舞台よりも非常に追いやすいものになってる気がします。 「新入り」の白猫「ヴィクトリア」を中心にして展開してるというのも理解がしやすいポイントなのかもしれません。 結構役どころが変更されたりなんかして、劇中劇の登場人物であったグロウルタイガーが悪者側についてたりとかね。メモリーの一部を歌うのもヴィクトリアになってるけど、舞台やとジェミマやなかったか?とかね。 そういえば10年以上前になるけど、同じくアンドリューロイドウェーバーの「オペラ座の怪人」も映画化されてたけど(こっちは舞台は観たことないから正確に比較できんけど)、これに似た改変の感じになってるのかもとか思ったり。 そういえばビューティフルゴーストっていう聞きなれない歌が挟まれてた。 あんまりにも自分の知ってるCATSのイメージに合ってない曲だったんで「あーまたこんなん勝手に入れ込んでしもてからに。。」とか思ってたところ、エンドロール観てたらなんとこれもアンドリューロイドウェーバーの作らしい。 そうそう、さっき文句言ってた歌詞の話。 うーんと思う部分はやっぱりあるけど、でもだいぶ昔の某劇団の訳よりはいい感じ。 無理に日本語にせずに英語そのままで雰囲気を壊さない様にしてたりね。 メモリーの盛り上がりはやっぱり「Touch me !」ですよ。簡単な英語なんだからそのほうがダイレクトに伝わる。「おね~がい~わたしにさわ~って~」はタイミングがずれるっていうか間が抜けてると思うのですよ。 私は昔観たのに引きずられてる感がありますが、これを初見で観る人には十分見ごたえあるんではないでしょうか。 久々に帰ってからCD引っ張り出して聞き直しましたね。 うん、なんだかんだで楽しんでたと思います。 キャッツ【Blu-ray】 [ “サー"ジョン・ミルズ ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年02月15日 02時07分58秒
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