カテゴリ:つちいじり
ベランダ栽培に関して、実はちょっとした野望といいますか、漠然とした目標というものがありまして、一年でライフサイクル完結してしまうものではなく、複数年、できれば数十年単位でお付き合いできる果樹とかの栽培ができないものかと。
いや、そんなん案外できるやろ? と言うなかれ、そりゃ苗木を買ってきて地味に地道に気長に育てたらどうとでもなりそうにも思うが、初期費用が数千円から一万円レベルの初期投資をするのも個人的には「なんだかな~」な思いもあり、これまでこっそりと種からトライとかしたりしてたもんだから、うまく発芽できなかったり、越冬できずに枯れてしまったり等、技量不足、知識不足等の至らなさが災いし、なかなかうまくいかなかったのである。 いろいろやったね。これまでブログのネタに上がったことも無いけれど、枇杷とかアボカドとかパイナップルとかレモンとか桃とかね。 出来れば果樹がいいな~なんて思ったりしてたけど、まあ簡単にはいかないもんです。 そんな中、ある日思いついたのです。 布袋竹を鉢植えにする妄想はこれまでしてきたけど、布袋竹は買うこともできれば、案外どこかで刈らせてもらえたりできるし、竹自身の個性が意味を持つ分、わざわざ自分で少量育てるのもあんまり意味が見いだせないな~なところ、あんまりその辺に生えてない希少な竹なら鉢で少量育てても自分の竿づくりの面で意味が見いだせるかもと。 でも希少な竹って何がいいだろうか? 今まで入手してきたのは真竹、布袋に篠竹、矢竹ってところで、あとは使ったことないけど淡竹とか高野竹とか? と、思いついたのは黒竹ですよ。 黒竹は淡竹の亜種の様で、案外簡単に育てられるともあるので、さあいざやってみようということで、園芸店に出向いてまずは市場調査。 まず苗木はいかほどで取り扱われているのか。 したら、近くで一か所取り扱いのあるところが見つかり、その価格3000円ときた。 黒竹と名札が付いてたけど、黒くない。。 なんと、黒竹の一年目は黒くないのだそう。越冬して二年目から黒くなるのだそうだ。 竿に使うのも2年目以上だからわかりやすくていいね。 うーん、都内で加熱、乾燥済みの布袋竹を入手しようと思うと、軽く数千円かかる。 黒竹はいかほどかはわからないが、仮にだ、これ以上増えずに枯れてしまったとしても、初期の苗木の竹を竹材として購入したと考えれば、割り切れなくも無いか。 コスト的には、無くも無いな。 てことで、ネットでの注文も視野に入れて市場調査をしてみることに。 予算は現品見つけたこの3000円の苗木と同等の送料込みで3000円前後。 そうすると、案外オークションなんかでは苗木が出てくる。 でも大体、盆栽みたいなサイズとか、鉢植えでコンパクトに育てるにちょうどよさそうなのが多い。 そんな中で、意外と背丈も樹勢もよさそうなものを発見できたので、そいつを購入。 細目の竹が数本生えてる枝も葉もある程度揃ったいい感じのもの。 根本を見ると、既にこのポットで1年ぐらい経過しているのか、地下茎が荒ぶって飛び出したりしてる。 この感じだと根は十分に活着しているどころかこのポット一杯に所せましと張り巡らされてるに違いない。 竹は樹木の様に経年で太くなるものではなく、タケノコの太さ以上には太くならないであろうことを考えると、地下茎がどのぐらいの太さであるかで決まってきそうだが、荒ぶって出てきている地下茎見ると、今地上に出てきている黒竹と同じぐらいの太さなので、おそらく今後生えてくる黒竹は大体このぐらいサイズからになるのだと予測される。 竿用の竹としては、最大でも直径1.5センチぐらい太さのものにおさめたいので、成長が良くて直径が3センチとか太くなりすぎても困るし、細ければ短めの小物竿として使えるであろうことを考えると、スタートはこれで良さそうだ。 次回は、写真の枚数が圧倒的に少ない植え替え編ってことで。 ではまた。 送料無料 庭木:黒竹(くろちく)* 現品限り! 樹高:160cm 全高180cm 佐川急便発送 送料無料 庭木:黒竹(くろちく)* 現品限り! 樹高:160cm 全高180cm 佐川急便発送 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年01月31日 22時51分51秒
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