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それは黄金に輝いていた。それはそれは美しい光景だった。 西日を浴びて、快晴続きの青い空に、木々の繊細に作られた枝は黄金に輝く。水面も光の束が差して、強い陽射しを受けてまぶしくて見ていられない。 金色に輝く葉を落とした細やかな枝たちを、目を細めて眺めていると、ふいにカシやシイ類の常緑樹の緑の葉っぱが風にそよそよそよいでいるのが視野に入った。 緑もかすかに輝きを帯びている。聞こえてくるのは葉のサワサワとこすれる音だけ。 その瞬間、美しさは飽和状態となり、時が止まったかのよう。至福の時。思わず立ち止った。 中州のハンノキがまぶしいくらい黄金に輝くのを見ていると、時を忘れるぐらい嬉しくなる。 公園を一周すると、他の冬芽はまだ全然小さいのだが、コブシの花芽がかなり大きくなっている。 コブシはいつも春一番に咲く。北国ではコブシが咲くと春が来たと言うそうだ。 今日の石神井公園散歩は、至福の時を迎え、本当に楽しかった。 次に来るまで私を忘れないでいておくれ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年01月18日 19時11分31秒
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