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黄昏時になると、ふいに行きたくなる所がある。 そこには幸せの響きがいつだってある。 楽しそうに歩いている女の人。かごに何か生き物を入れて、誇らしげに歩くお兄ちゃんと弟。ベンチに座って談議に花を咲かせるおばさん達。つりを楽しむ男の子とお父さん。キャッキャ言いながら足こぎボートをこぐ男の子たち。 無風無音の中に、幸せの響きが私の心の中で鐘を鳴らす。 傾きかけた眩しい日の光と、それに照らされる池。向こう岸の荘厳な森。そして青い空にポッカリ雲。 私はここに「幸せが在る」とはっきり感じる。 眩しい光に手もかざさず見つめる私に、それは幸せを私の胸に刻み込む。 そしてそれは、行く度に、毎回同じ位の大きな幸せを、私は感じる。 私はこの光景を見たさに、今日も石神井公園へと自転車をこぐ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年07月21日 15時56分48秒
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