友だちが遊びに来るときに、何か食べたいものある?と聞いたら「(以前に出したことがある)あのクラッカーをもう一度食べたい~」という、ものすごく地味なリクエストを受けてしまいました。
お肉が大好きな子なので、いつもそれなりに気合いの入った肉料理なども出していたのですが、よりによってクラッカーとは。(いや、それなりに美味しいんですけどね、どう転んでもメインディッシュにはならないし。)
ともかく、そんなわけで作りました、クラッカー。
相原一吉さんの「もっと知りたいお菓子作りのなぜ?がわかる本」に載っていたレシピで。
生地は、タルトなどに使われる甘くないパート・ブリゼです。
これは、冷たくしたバターを粉の上で刻みながら混ぜ込んでいくのが一般的な作り方だと思うのですが、この本ではちょっと違います。
小麦粉をきんきんに冷やしておいて、そこに柔らかくしたバターを入れて泡立て器で一気に混ぜ込みます。そうすると、小麦粉の冷たさでバターが冷えて、細かい状態で固まるというワケ。刻み込むよりお手軽ですね。
で、この生地をを天板いっぱいに広げ、パイカッターでパズルのように切り込みを入れて好みのチーズやナッツなどを散らして焼きます。
今回は、パルメザンチーズにエダムチーズ、パセリにパプリカ、ごまやピスタチオなどを使ってみました。
最近買ったパイカッターが活躍。
クラッカーをつまみに(もちろん他の料理も作ったけど)、気の置けない友人といっぱい飲んで笑って、ちょっとへこみ気味な感じだったのがすっかり元気になりました。
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