ジュラのお散歩花日記
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今日はこの季節にしか見られない とっても綺麗な草の実を見つけたのでご紹介 と言っても 毎年ご紹介している実なんだけれど この葉っぱを見ただけで もうお気づきになった方もいらっしゃると思う この葉っぱをそ~っと掻き分けて見ると ほ~ら 見っけ ♪ 今年は例年見かける斜面では実を付けていなくて 若干 焦ったけれど 探せばあるもんだ [ 蛇の髯(ジャノヒゲ) ] 以前はユリ科に、そして今はスズラン科に分類されている 「蛇の髯(ジャノヒゲ)」 別名「龍の髯(リュウノヒゲ)」 今年と来年、両方の干支に関わる縁起のいい?野草 前にもご紹介したけれど 名前は能面の翁(おきな)の髭から来ているとのこと 翁の面の事を尉(じょう)と言い 細長い葉っぱが翁の面のお髯に似ていることから 「尉(じょう)の髭」=「ジョウノヒゲ」と呼ばれ やがて転訛して「ジャノヒゲ」や「リュウノヒゲ」になったそうな [ ジャノヒゲ ] この美しい実は 本当は果実じゃなくて 種(タネ)の部分だそうな [ 夏のジャノヒゲの花 ] 夏にこんな「ヤブラン」に似た可愛いお花を咲かせて 一旦 果実を付けるそうだけれど 果皮は早々に剥がれてしまい 種子の部分だけ成長し、あの瑠璃色のタネになる この瑠璃色になる前は緑色をしている [ ジャノヒゲの若い実(種子) ] 青い綺麗な種皮の下は直ぐに硬い種があり そのタネは半透明のガラスのような種だそうな 種皮を剥いてお見せすればいいのかもしれないけれど ただ中身が見たいだけで この綺麗な皮を剥くのは可哀そう だからまだ中身の写真は撮れていない [ ジャノヒゲの種子 ] ところで昨年にお山で見つけた「ジャノヒゲ」だと思っていた青い実 どうも少し名前が違ったみたい [ 長葉蛇の髯(ナガバジャノヒゲ) ] 「ジャノヒゲ」の変種といわれる「長葉蛇の髯(ナガバジャノヒゲ)」 「ジャノヒゲ」の葉っぱが10~30cmなのに対し 「ナガバジャノヒゲ」は30~40cmあるという 更に「ジャノヒゲ」は横にランナー(匍匐枝)を出して群落を作るけれど 「ナガバジャノヒゲ」は株立ちし群落を作らないそうな [ ナガバジャノヒゲ ] ここ六甲山系には比較的多いみたい 昨年私が見つけた株だけかもしれないけれど 種子の色が鮮やかな青色だった [ ナガバジャノヒゲの種子 ] 後日もっと色が濃くなると思っていたけれど 最後まで明るいブルー 残念な事に このお山の「ナガバジャノヒゲ」には 今年は実がついていないので写真は昨年の冬のもの 今年は種子じゃなくて若い果実の写真も撮ってみたいなぁ
旅する蝶々さんに祝福を ♪ 2023.10.17 コメント(5)
梅雨明け前のお散歩で 2023年 2023.07.18 コメント(10)
夏の赤い実 2023.07.03 コメント(8)
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