ジュラのお散歩花日記
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今日も快晴♫ 気持ちがいいですね~~ これぞ待ち焦がれていた秋で~~す(やっと今頃 ・ ・ ) 秋といえば紅葉・黄葉ですが 草木が実をつけるのも秋が多く 実りの秋も今真っ最中 お空で絹雲が綺麗な模様を描くのも秋 そんな日は一日中お空を見上げていても飽きません(笑) 北海道は雪が降ってもう冬みたいだけれど(お気の毒) この週末は全国的にお天気の良いところが多いようです 残り僅かな秋を楽しみたいですね 今日は洞川湖へ出かけたときに出会った草木の実のお話 中には食べて美味しい物もありました~♫ 最初はこのブドウみたいな実を付けている蔓草?いえ蔓木 ツヅラフジ科の落葉蔓木「青葛藤(アオツヅラフジ)」 葉っぱや茎は生薬「木防己(もくぼうい)」となり 消炎、利尿、鎮痛の効果があるそうです この果実の絞り汁も同様の効果があるそうですが 副作用等もあり素人は手を出さないほうが良いそうです [ 青葛藤(アオツヅラフジ)の実 ] 続いてはこんな蔓草 アサ科カラハナソウ属の蔓草「鉄葎(カナムグラ)」 雌雄異株で写真は雌株の雌花 [ 鉄葎(カナムグラ)の雌花 ] 雌花の形はビールの原料になるホップによく似ていますが それもそのはずホップもカラハナソウ属の蔓草なんです ただカナムグラからはビールは作れません(笑) [ カナムグラの雄花 ] 因みにこちらはカナムグラの雄花です 続いてはこのブログではお馴染みの マツブサ科の常緑蔓木「実葛(サネカズラ)」の実です 以前この実を試食したことがありますが ヌメェ~~っとした食感で味はほとんど無く 正直、美味しいとはいえませんでした [ サネカズラの実 ] ただ冬になり赤い実が鳥さんたちに食べられたあとに残る ボール状の花床部は少し甘酸っぱく歯ごたえもあり不味くはありませんでした 無理して食べるほどではありませんが(笑) こちらはよくご存知のノブドウのカラフルな実 ノブドウはもう終わりかと思っていたら まだこんなに色鮮やかな実も残っていました [ 野葡萄(ノブドウ)の実 ] ノブドウは皮の部分が青臭く食べても不味いですが よく熟れて白く脱色した実の汁はほのかに甘く不味くはありません 次は食べられる実♫ レンプクソウ科(以前はスイカズラ科)の落葉樹「深山ガマズミ(ミヤマガマズミ)」 秋も深まって赤い色がより鮮やかになってきました [ ミヤマカマズミの実 ] 葉が落ちてしまっても枝に実が残っていることがあり 冬の枯山ではよく目立ちます ズミは酢実とも書かれるように強い酸味を持っていますが 山歩きで疲れた身体には結構美味しいです♫ このカラフルな実は何の実でしょう? 赤い花びらのように見える部分は萼 そして藍色の艶々とした実 派手ではないけれどハッとするような色彩 [ 臭木(クサギ)の実 ] シソ科の落葉樹「臭木(クサギ)」 葉っぱや茎を傷つけると強い異臭がするので付いた名前だけれど お花は甘く香ります [ 甘く香るクサギの花 ] こんなにカラフルな実ってなかなかありません 鳥さんはこの青い実を喜んで食べます Wikipediaによると 「果実は草木染に使うと媒染剤なしで絹糸を鮮やかな空色に染めることができ 赤い萼からは鉄媒染で渋い灰色の染め上がりを得ることができる。」そうです この実で染めた空色の絹糸を見てみたいですね~ 青色じゃなくて空色って書いてある所が尚更興味を引きます 因みにこの実はまだ試食をしたことがありません(笑) 最後はこんな葉っぱの木の実のお話 ちょっとエノキの葉っぱにも似ていますが 夏になるとこんな実を付けます ( まだお花は見たことがないです ) これはアサ科の落葉高木「椋木(ムクノキ)」の実です この緑色の実が秋になって熟れると 黒くなり表面には凸凹のシワが出来ます これが熟れた合図♫ 昨年の秋、洞川湖へ行く途中で見つけた木の実で ン10年ぶりに食べることが出来ました 幼いころに食べた記憶どおりの甘くて美味しい実 幼いころ食べていた時は なんて言う名の木か知らなかったけれど その後、それがムクノキだったと判り 是非ともまた食べたいとチャンスを探していたのです [ ムクノキの実 ] 再会して2回目の秋 やっぱり美味しかったです♫ [ ムクノキの種 ] お味は果実と言うよりまるでアンコ もしくは甘い干し柿の果肉♫ もし見つけたら是非味見してみて下さい 超オススメです 今日はいろんな実をご紹介しましたが如何でしたか おまけは秋の夕雲 昨日のお月様は五日月 [ 五日月 ]
旅する蝶々さんに祝福を ♪ 2023.10.17 コメント(5)
梅雨明け前のお散歩で 2023年 2023.07.18 コメント(10)
夏の赤い実 2023.07.03 コメント(8)
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