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カテゴリ:映画
2月27日(月)新宿ピカデリー3にて
5代目ボンド、ピアース・プロスナン主演の娯楽映画。今回は天才的な宝石泥棒に扮します。相棒兼恋人に「レジェント・オブ・メキシコ」のサルマ・ハエック、執念のFBI捜査官にウディ・ハレルソン、他にドン・チードル、ナオミ・ハリスなどが共演。 この世に3つあるナポレオン・ダイヤモンドのうち、2つを自分のものにしたマックスは、足を洗って恋人のローラとバハマで悠々自適の生活を送っています。半年後、7年間マックスを追い続けているFBIのスタンがあらわれました。沖に停泊中の豪華客船に展示されている3つ目のナポレオン・ダイヤを、マックスが狙うに違いないとにらんで、捕まえに来たのです。 さかんに挑発するスタン。止めるローラ。世界一の宝石泥棒を自負するマックスは、厳重にガードされた秘宝をはたして盗むのか。3人3様の思惑を秘めながら、映画はクライマックスへ。いや、そこへ島のボスや女刑事も絡んできます。 いつも無精髭を生やしているマックス。とても女にモテモテの悪オヤジには見えません。半年間、毎晩ロブスターを食っているようでは、ジェームズ・ボンドにバカにされるのでは……。 ローラは惜しげもなく肌を露出してくれます。大サービスですが、あまり色気は感じません。決め手になるような全開ショットがないからです。 いちばん得をしたのは、スタンでしょう。ズッコケ刑事のキャラをうまく演じています。この人は、大いに笑えました。女刑事に迫るところは、早漏を自慢しているようで、文字通りズッコケます。 全体に肩の力を抜いた作りで、悩むところもなくストーリーを追えました。現代映画らしく、ハイテク機器も出てきます。盗みの手口は「ミッション:インポッシブル」に似ていますが、トム・クルーズほど体を張っていません。アリバイ作りも、まあこんなものでしょう。 バカンス気分を味わえる常夏の島。豪華なホテル。カクテルとダンスとマリンスポーツ。深刻なところは皆無で、気楽に鑑賞できますから、ヨシとしましょう。98分、ちょうどよい長さの娯楽作品でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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