テーマ:DVD映画鑑賞(13613)
カテゴリ:DVD
サイコ・サスペンスです。殺人課に栄転した女刑事ジェシカ(アシュレイ・ジャド)は、7歳のとき、父が母を殺して自殺する、という悲劇を体験しました。幼い女の子は事態を処理できず、トラウマを抱えたまま成長します。 2004年アメリカ映画。監督=フィリップ・カウフマン。出演=アシュレイ・ジャド、サミエル・L・ジャクソン、アンディ・ガルシアほか。 その昔「ミスターグッドバーを探して」という映画がありました。昼は聾唖学校の敬虔な教師が、夜になるとシングルバーで男を漁る、という内容です。ダイアン・キートンが女の二面性うまく表現していました。最後のほうに、新人時代のリチャード・ギアが出てきます。 敏腕女刑事も、夜はシングルバーで男を漁り、一夜を共にするのですが、相手の男が連続して殺されました。手の甲にタバコの火を押しつけられ、顔は変形するほど殴打されています。猟奇的殺人事件です。 相棒のマイク(アンディ・ガルシア)と捜査に当たるジェシカ。後見人でもある本部長のミルズ(サミエル・L・ジャクソン)がアドバイスしますが、犯人は捕まりません。ストレスから毎晩酒を飲んで記憶をなくすジェシカ。もしかして、下手人は自分ではないか、と疑い、署内の刑事たちも疑惑の目で見ます。 犯人探しの興味もありますが、小道具に使われるものがアンフェアで、ミステリファンはガッカリするかもしれません。犯人像は、ちょっと意外かも。 主演のアシュレイ・ジャド。かなりの美人です。シャリーズ・セロンに匹敵するでしょう。「コレクター」「ダブルジョバディ」「ハイ・クライムズ」などを見ましたが、作品的にはあまり恵まれていません。B級サスペンスが多いようです。 「モンスター」や「スタンドアップ」のような社会派良心作に出れば、アカデミー賞も夢ではないでしょう。それとも演技力に問題があって、かなわぬ夢なのでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年09月21日 23時08分31秒
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