カテゴリ:テレビ
2月25日(水)テレビ朝日系、9時~9時54分放送。監督=東伸児。脚本=徳永富彦。 捜査一課の芹沢(山中崇史)が特命係にやってきました。級友の同僚・奈津子が風呂で溺死したが連続髪切り殺人事件の犯人に殺害されたのではないかというのです。髪切り殺人犯は自殺したはずでした。が、真犯人が別にいるという噂も。 右京(水谷豊)は奈津子の死を芹沢と調べ直すことにしました。すると奈津子は事件当日、ベテラン映画監督の川島(秋野太作)と接触していたことがわかります。川島が髪切り殺人の真犯人なのか...。右京が"相棒"芹沢と奇妙な事件の真相に迫ります。 シリーズの中でも今回は秀作の部類に入るでしょう。右京の捜査はシャーロック・ホームズを思わせました。つまり緻密な検証で真相に迫るのです。わりと客観性のある捜査で納得できました。 老映画監督とシナリオ・ライター志望の女性。助監督や照明、音声などのスタッフ。いわば映画バカな連中の思想や心情がとても人間的で、ある意味、泣かせるのです。右京もそれを理解したようで、見ていてホッとしました。 寅さんシリーズでお馴染みの秋野大作。寅さんの弟分でした。シリーズの途中から出番が少なくなりましたが、その後、必殺仕事人にもレギュラーで出ていたようです。本作ではベテランの味を充分に生かしていました。好演です。 今回タッグを組んだのは捜査1課の若手刑事・芹沢です。コソコソと特命係へやってくる様子が大げさですが、可笑しかったのは事実。捜査1課が取り上げないので秘かに尊敬する右京の力を借りにきたのでした。特命係へ転属すればいいコンビになるような気がします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年02月26日 22時13分45秒
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