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2012-08-24(金) ********************************************************************* 住宅に消費税大幅引き上げ前に駆け込み需要発生か。その後は落ち込むけど。 海外投資家が過去20年で住宅株でひとつ選ぶなら積水ハウスでした。 積水ハウス(1928) 745(-2) 1000株単位。PER 12倍。 PBR 0.67倍。予想配当利回り 3.35% これまでのトレードは650円割れで買い、750円以上で売る。現在の位置は中途半端。 割安すぎますね。 同社は1月本決算で7月は中間決算。 中国で21世紀型の省エネ住宅建設をするという契約で地平線の彼方までの超台規模開発を やってます。 あのテレビ映像を見たとき、腰を抜かしました。 大和ハウスがフジタ買収 したのは積水ハウスの海外事業に刺激されたのではないかと思います。 ●国際事業の利益寄与が牽引役。加えて消費税増税前の駆込み需要。 ●12年2-4月期は実質的に順調な推移。 12年2-4月期実績は1%増収(3,333 億円)、15%営業減益(69 億円)。前年同期に 生じた都市再開発事業の物件売却益(40 億円弱)がほぼ消失した反動が減益の主因。 期間の受注高は前年同期比12%増(4,184 億円)と好調に受注を積み上げた。 また、国際事業では米国の開発案件売却が寄与し、営業黒字に転換した(6億円、前年 同期は7億円の赤字)。 ●13年1月期以降は国際事業が利益寄与へ。 今後は国際事業の本格寄与が期待される。13 年1月期はオーストラリアでの販売伸長に 加えて、中国、シンガポールでも都市開発プロジェクトの着工が見込まれる。 12年4月末には販売用不動産の3 割弱が国際事業向けとなっており、仕入れは着々と 行っている。また中国では同社初となる鉄骨住宅生産工場の操業を12 年4月から開始した。 ●国際事業の本格的な利益寄与に伴い、大和証券の担当アナリストは13 年1月期、14年 1月期と二桁営業増益が続くと予想している。なお、5-7月期決算の発表は9月6日の予定。 ●今秋から増税前の駆け込み需要顕在化か。 国内では復興の本格化に加えて、今後は消費税増税前の駆込み需要の発生も期待され よう。過去の消費税増税の際の住宅着工の動向を見ると、前回(97年4月)は旧税率対象 が増税の半年前までであったこともあり、実際に税率が上げられる1 年半程度前から住宅 着工が増え始めている。これらの動きから類推すると、14年4月に上がる消費税率に 対応した住宅着工の増加は、12年秋にも発生し始める可能性があると言えよう。 ●現在、株価はPBR(株価純資産倍率)1倍を大きく割り込んでいる。担当アナリストは株主 資本利益率(ROE)が時系列で見て低位にあることが要因と見ているが、14 年1月期には ROE で7%台への上昇が見込まれており、PBR1 倍割れは是正されそう。 (僕)8月7日にみずほコーポと野村がそれぞれ5%ほど大量取得。 アナリストの予想では2013年1月期の当期利益は443億円で前年比で+53%増。 2014年1月期の当期利益予想は590億円で前年比+33%増の見込み。 2014年1月期の収益は過去最高だった2007年1月期の9割ぐらいの水準まで急回復の 見込み。2006年の高値が1868円。2007年の高値が1936円。 その当時の9割の水準なら、来年の株価目標は1700円ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年08月27日 01時55分02秒
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