水元公園のマヒワと水鳥観察記
1月も今日で終わりです。マヒワ、クイナなどの冬鳥が羽をやすめる都内水元公園に出かけました。お目当てのマヒワは、公園中央部にある葦原周辺、水元大橋周辺、水産試験場跡地周辺の三箇所に分散して、ハンノキの種子をついばんでいました。額から頭頂、喉の黒い成鳥雄、全体的に黄色味が淡く、下面に褐色の縦斑のある雌の姿を見つけました。時折、愛くるしいチューインと鳴き声を出していました。このほか、小合溜までの水面にカルガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、カンムリカイツプリ、オオバン、ユリカモメが羽を休めていました。また、公園中央部の葦原にはタシギが地面を切り返しながら餌を物色する姿がありました。また、帰り道、水産試験場跡地近くではカワセミ、ジョウビタキが出現し、じっくりと観察。多様な環境と観察しやすい距離感、水元の醍醐味です。(写真)2021年1月31日撮影