茨城県坂東市の城址公園と坂東市菅生沼の探鳥記
鳥友から茨城県南西部坂東市にある逆井城址公園はヒタキ類のカッコウ科の鳥が立ち寄フィールドに教えてもらい、現地に出かけました。公園の全体面積約63,000㎡には、桜の木などいろいろな樹木、四季折々の花があり最盛期の艶やかさに想像をめぐらせ散策を楽しみました。築城が1577年、1590年廃城となりましたが、外堀と土塁が残り、櫓門、橋、塀、主殿、二層櫓などが復元され我々が目にする城址公園となっています。地元の日本野鳥の会茨城県では秋限定で探鳥会を開催しているそうで、ヒタキ類、カッコウ科の鳥たちとの出会いを楽しんでいるのだそうです。到着早々、3羽のエゾビタキが登場し、目を楽しませてくれました。頭部から体上面がグレーがかった褐色で、三列風切の淡色の羽縁が目立ち胸の縦斑が観察できました。枝に止まっては弧を描くように飛び空中で虫を捕食する姿を何度も目撃できました。このほか、シジュウカラ、メジロ、上空を複数のカケスが飛翔し移動していく姿がありました。帰り道、坂東市の菅生沼に立ち寄り、イソシギ、複数のダイサギ、オオルリの囀りを真似て鳴き声を出していたモズの姿(下面に鱗模様があり雌と思われました)を見つけたり、楽しい時間を過ごしました。なお、菅生沼ではカモの姿はまだなく、次回以降のお楽しみとなりました。(写真)2024年10月2日撮影(訂正)市の名前を常総市から坂東市と訂正させてもらいました。