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テーマ:青い心で詩を書こう(488)
カテゴリ:現代詩
逃げるように階段を駆け降りた君
呆然と見送った僕 伽藍堂と化した宮殿で 僕はまだ椅子に腰かけている ガラスの靴はまだ 広間の隅に置いているよ だけど君の事を捜すなんて 野暮な事はしない 僕まで下界に降りたなら お城ごと消えてしまうから とり残された宮殿の中で ひとり円舞曲を踊っていよう 魔法がかかっているうちは この世界で王子でいられるから お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.04.25 07:32:30
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