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テーマ:青い心で詩を書こう(493)
カテゴリ:現代詩
やけに暑い夜には
君の手を引っ張って 逃避行をしたくなる 君もまんざらじゃない御様子で お互い饒舌になっていく 言葉を重ねる度に 接近していくようでドキドキするよ ところが やさしい君は聖母に戻り 「ほどほどにしなさい」 と頭を撫でて諭す いっその事 君と言う海に溺れてしまいたいのに 君に溺れなければ 君を解らないまま終わりそうな気がして 手を振り切った君のやさしさを 恨めしく思いながら 暑い夜は過ぎていく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.08.31 08:35:07
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