カテゴリ:明治天皇御製
今日は、現在明治神宮にお祀りされている明治天皇が生前にお詠みになられた御歌を紹介します。
日本人のあり方、生き方、今私たちが忘れかけている大切なものを、日本語という最も洗練された言語で表現されています。 きっと御歌にふれることで心に何かしら感じていただけると思います。 日(ひ) さしのぼる朝日のごとくさわやかに もたまほしきは心なりけり 注釈:さしのぼるー「さし」は「のぼる」の接頭語。 なりけりー断定の「なり」と回想の「けり」の結合したもの。 ~である。~だなあ。 訳 空高く昇っていく朝日のように、いつも清々しく、明るくさわやかな心を持ちたいものです。 解釈 朝日の昇るのを見ると、誰もが爽やかな心になります。 この時の気分で、毎日生活できたら、どんなに楽しく幸福でしょう。 毎朝神様、御先祖様を拝むことも、いつも神徳を仰ぎお守りしてもらい、 清々しい心で、一日を幸せに生きていく為です。 参考文献 『大御心』 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年12月23日 11時34分00秒
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