かかづのばかもやすみやすみ

　JASRACがまたロクデモナイ金集めをしようとしています。

■私的複製補償金で著作権団体が提言

＞複製する機能を持った製品などの価格に幅広く補償金を上乗せすることや、そうした複製機能を提供する事業者を支払い義務者とすることを求めています。

　つまりiTunes（その他デジタルコピー可能なソフトやハード）が使えるPCや携帯デバイス全てに、「複製される可能性があるからそのリスク分金を払え」と言っているわけです。

　ふざけんなばーかばーか。

　これって「マンションの管理人はマスターキーを持っているから自宅が盗難に遭うかもしれないので、その被害額と慰謝料を払え」と言っているのと同じです。ユーザーを泥棒扱いすることが前提というクズっぷり。
　これが日本で一番権利保有案件を持っている会社だというのだから驚きです。コンプライアンスというものはどこへいってしまったのでしょうか。つーか私的複製は認められているのに何を言い出しやがるという。

　まあJASRACにコンプライアンスがあったらカスラックなんて言われないよね。

　其の昔、NHKが携帯電話各キャリアに「ワンセグ機能のある携帯はNHKが受信できるから、携帯各キャリアで受信料を徴収して納付するように」なんてことを言い出して、携帯ユーザーからもキャリアからも総スカン食らって話が潰れたことがあります。
　今回も「ものすごくJASRACの都合」という上から目線で、少なくとも私は「NO!」とはっきり言います。皆さんもこの話を認知した上で拡散し、JASRACの横暴の阻止に是非ご協力いただきたいです。

　独占禁止法や権利者に打診しない勝手な登録など醜聞の絶えないJASRACです。面の皮は戦車の装甲並みに分厚いでしょうから、徹底的にやりましょう。でないとパソコンや携帯やMP3プレーヤーやいろんなものが無駄に値上がりしてしまいますよ。奴らは厚顔ですから絶対やります。