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>トラウマイスタ さん
>わざわざお答えいただきありがとうございました。 自分が提示したのは氷山の一角なので、現状把握にはほど遠いと思いますのでご注意を。 >製作者に求められるもの(特典商法)はかなり厳しいのですね……。 つーか、特典商法もすぐに当たり前になってしまい、ゲーム屋の資金的な体力的に『それ以上の提供』が出来ないんですよね。AKB48のファンだって「握手できて当たり前」になればさらに何かを求めて、場合によってはストーカー行為に発展して「これはCDを買っている俺の正当な権利だ!」って主張したりするわけです。 コミケの企業ブースで販売されるグッズ類もどんどん高額化してゆきますが、その根っこには「前回より良いガジェットじゃないとユーザーに手抜きと言われる」という理由も、まあ少なからずあるでしょう。 そして、グッズ商売は瞬間風速はあるけど延々と続けられる類の商業モデルにはほど遠いわけです。 >エロゲー業界もいよいよ末期ぽいです……。 エロゲに限らず、少なくとも「SNSゲームでゲーム人口は増えている!」って言っている人は、リアルな現状把握にはほど遠いかと思います。ラノベなんか今は、お金出さなくても小説投稿サイト(古くは2ちゃんねる)とかで、無料で読めますしね(ラノベ乱立と書籍販売実績の低下にもおそらく相関していると思われる)。 トラウマイスタさんが私から何を知りたかったについては正直分かりませんが、活きた情報はやはり自分で調べ体感してこそだと思いますよ。 まあ何でもまとめサイトがある時分にこんなことを推奨するのは非常に前時代的な提案なのですが、二次情報や三次情報じゃ分からないことが、多いわけですから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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エロゲー業界の傾き具合の考察、読ませていただきました。
特典商法は、もうどうしようも無いと思います。 ゲーム本体は、中古で3000円くらいなのに特典のテレカがヤフオクで4000円~5000円になるケースもあります。 こうなるともう、どっちが本命か分かりません。 ゲームソフト付きテレカ(タペストリー)です。 本末転倒です。 しかし、そこそこ名の知れた絵師さんが原画を担当している場合、確実に売れるのでショップもメーカーも止められないでしょう。 あと、最近、エロゲー業界に限らず、アニメや一般ゲーム漫画を含むエンターテイメント業界が飽和していると思います。 黎明期に比べれば、購買層や購買者は増えているはずです。 しかし、仮に需要が3倍に増えたとしても、供給が10倍に増えれば、それだけ供給側が得られる利益が減少します。 3ヶ月や6ヶ月のサイクルで10~20本のアニメが制作され、一般ゲームソフトは毎月、数えきれないほど発売され、ソーシャルゲームは際限なく時間を奪い取っていきます。 そして、エロゲーは?と見てみると、ロープライス、ミドルプライス、フルプライス合わせて毎月40~50本発売されています。 一般のソフトよりさらに購買層が少ないのに、こんなに出していたら、1本あたりの販売数は、減ると思います。 供給側にも事情(生活のために作らなくてはならない等)があるので、こんなに沢山発売されるのでしょうが、購買側はもう付き合いきれないでしょう。 購買層の資金も時間も有限です。 そして、購買層がエンターテイメント関連に使える資金も時間も減る一方です。 この供給過多が続く限り、エロゲー業界の傾きは止められないと思います。 (2014年09月07日 18時33分55秒) |
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