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テーマ:マビノギ日記(811)
カテゴリ:マビノギ日記
今までのお話
神の騎士団 1章1話 新たなる光 神の騎士団 1章2話 謎の女騎士 神の騎士団 1章3話 奴は 神の騎士団 1章4話 先覚者 神の騎士団 1章5話 入団 神の騎士団 1章6話 噂を辿って 神の騎士団 1章7話 真実と嘘 神の騎士団 1章8話 繰り返される戦闘 神の騎士団 1章9話 狙われたクイーン 神の騎士団 2章1話 墓場 神の騎士団 2章2話 黒い使徒 神の騎士団 2章3話 アヴァロンゲート 神の騎士団 2章4話 ピーネとカーズウィン 神の騎士団 2章5話 白き乙女達の共鳴 神の騎士団 2章6話 裏切り者 神の騎士団 2章7話 使徒化 神の騎士団 2章8話 告白 神の騎士団 2章9話 疑惑と真実 神の騎士団 2章10話 ただ、前に進むだけ 神の騎士団 3章1話 道を知っている者 神の騎士団 3章2話 未知への接近 神の騎士団 3章3話 侵された守護者 神の騎士団 3章4話 覚めて見る悪夢 前回(3章4話)のあらすじ ジュニアのエッチな格好した女の人レーダーを使い、ついに先覚者の元へ辿り着くコオシン達。 そこでコオシンは、自分の他に使徒を元に戻す能力を持つ者がおり、その者が先覚者に捕らえられているという衝撃的な話を聞かされる。 また 使徒と戦う混乱の中、 アヴェリンが身に着けている弟の形見の髪飾りに先覚者の追跡の魔力が込められていたことが、ブリルエンからアヴェリン本人に伝わってしまう。 自らのせいで騎士団の動きとアヴァロンゲートの場所が知られてしまっていたことに打ち拉がれるアヴェリン。 コオシンはそんなアヴェリンに、弟の意志を忘れないよう諭すのであった。 まだ元気はないですけど、コオシンさんと話してからアヴェリンさんは少し落ち着いたみたいです。 コオシンさんはさすがですね! 昔と変わりません。 まぁ一応、みんなよりは長く生きてるからね~ とはいっても、アヴェリンもこの作戦が終わって帰ったらまた落ち込むだろうけど・・・ っていうか「昔と変わりません」って? 言っていませんでしたが、僕 子供の頃コオシンさんに助けてもらったことがあるんですよ。 何人も助けられたうちの1人だったので、コオシンさんは覚えていないと思いますが。 マジで? 子供の頃のアルターを? はい。 その時、僕に向けてではないですけど、 同じようなことを言っていました。 「自分が逆の立場なら、同じことした人を責めようと思うのか」って。 その頃の僕には、まだその言葉の意味がわからなかったですけど。 【アルター】 でもその後、騎士団の訓練や任務についていく中で僕は何度も失敗することがありました。 取り返しのつかないようなことも・・・。 何度も騎士をやめようと、死んでしまいたいと思うこともありました。 でもそんなとき、あのときコオシンさんが言っていたことの意味がようやくわかったんです。 辛かったですけれど、そのお陰で僕は前に進むことができました。 それから僕はコオシンさんのことを調べるようになって、色々なことを知ったんです。 僕が生まれる前からあちこちで色んな人たちを救ってきた、 僕にとってコオシンさんはエリンの英雄なんですよ。 (アルターが子供の頃ってことは、齢が近そうなアイも子供の頃? 確かにその頃にも何度か同じことを言ったことがあるような・・・) そうだったのね。 まさかそんな形でアルターの力になれていたならよかった。 でも英雄だなんて大袈裟だよ(笑) 僕より強いミレシアンなんていくらでもいるし。 そんなことありません!!! コオシンさんは僕の憧れなんです! だから僕はコオシンさんのことをもっともっともっと知りたいですし、 コオシンさんのためなら・・・! ためならなんでもしますからっ!♥♥♥ ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…♥ 憧れてくれてるのはいいんだけど、 もうちょっと落ち着いた気持ちでお願いできない!? 【トルヴィッシュ】 この場所です。 このあたりで先覚者を見失いました。 【トルヴィッシュ】 見てください。 恐らくですが奴らは、風に乗って移動するユニコーン、あれに乗ってあちらに移動したのでしょう。 あの向こうには一体 何が・・・? つまり我々もこのユニコーンに乗って移動する必要があるわけですが、 この先に先覚者がいる可能性が高い以上、自力で引き返せない状態でそこに飛び込むのは危険ですね。 この先の様子がわかればいいのですが・・・。 ジュニアさん、このユニコーンたちと話すことはできませんか? えっ、ぼくにんげんとカラスのこどもだからウマのことばわからないよ。 そうですか・・・。 お2人の子供ですから、やはりそうですよね。 (どう見てもユニコーンなのに・・・。) ん? 待ってください。 人間とグリフォンの子供ではないのですか? ああ、違うのよ。 確かにかか鴉はグリフォンそっくりだし、ジュニアを産んだ頃にもあの姿だったけど、 元は普通のカラスだったから。 あ、ちなみにアイを産んだ頃はダチョウみたいな姿だったけど♪ ・・・ ・・・ ・・・。 ハァ・・・ コオシンさんの話を聞いてると頭がおかしくなりそうです。 確かにそんな噂も聞いたことはありますが、さすがに信じられません・・・。 いえ、今までの話も十分信じがたい話ばかりなのですが。 確かに信じがたい話ですが、私は本当だと思いますよ。 ティルコネイルの村長や、村での昔のことを知る人に詳しく聞いてみればわかることですし。 本当ですよ!! コオシンさんの奥さんは昔普通のカラスだったんです! もう、 ルーナサに抜擢されたことがあるほど情報通のルウェリンも、コオシンさんのことは全然知らないんですね。 ・・・ ・・・ ・・・ 言わせてもらいますが、 ハゲ頭から神聖力の光を放つ人間がいる とか、 人間とグリフォンの間に子供が生まれた とか、 そのグリフォンが昔はダチョウでカラスだった とか、 そんな話を信じて鵜呑みにする人間に ルーナサが務まると思いますか? (確かに・・・) いずれにせよ、ジュニアくんについてきてもらうのはここまでが限界でしょう。 ジュニアくんではあのユニコーンに乗ることはできないでしょうし。 それに、あの向こうの絶壁からただならぬ力が感じられます。 もうじき・・・再び大きな戦いを行う事になるでしょう。 おそらく・・・ 最後となる戦いを。 確かに。 自力で引き返せない場所までジュニアくんを連れて行くわけにはいきませんね。 ジュニアくん、ここまで本当に有難う御座いました! 僕たちだけでは、 きっとアヴァロンゲートを開くこともできなかったでしょうし、 どこを進めばいいかもわかりませんでした。 ジュニアくんがいなかったら 過去の騎士団の案内でもない限り、 ここまで辿り着けなかったと思います。 ハハハ、過去の騎士団に案内してもらうなんて、そんな無茶な。 うん・・・ このむこうもちょっといってみたかったけど・・・あぶないならかえるね。 しらないところたんけんできてたのしかった! みんなきをつけてね! ありがとう。ジュニアくん。 じゃあ一度ジュニアくんを家まで送りましょうか。 途中また危険があるかもしれませんし、送るメンバーもある程度人数がいたほうがいいですね。 ・・・ ・・・ ・・・ それなんだけど、ジュニアを送るのは僕とカーズウィン以外の全員でお願いできないかな。 前も言ったように、ジュニアは必ず無事に送り届けてほしいからなるべく多くのメンバーで護衛してほしいし、 でもここで先覚者が戻ってこないか見張るメンバーも必要でしょ。 僕とカーズウィンなら、最悪また使徒や守護者が現れても対処できるだろうし。 そんな。 ジュニアくんを送り届けるのに父親であるあなたが一緒に来ないなんて。 それに、彼を送り届けるまでの長い間、たった2人だけで対処するなんて無茶です! ・・・ もし2人で無理だと思ったら逃げればいい。 だが中途半端な人数で残っても、逃げるとなったとき誰かが逃げ遅れる可能性が高いだろう。 もし分断されても、俺とコオシンなら単独行動も得意だ。 それに、さっき先覚者にその子供の能力を感づかれた以上、 先覚者がそちらを狙ってくる可能性も高い。 ・・・ そうですね。 ではそうしましょう。 お2人はここで先覚者が戻ってこないか見張りをお願いします。 ええええええええええ!!! おとうさんいっしょにこないの!? いくじほうき!!? どこでそんな言葉覚えたの!? 育児放棄じゃないから!! ・・・本当にごめんね。ジュニア。 みんなの言うことよく聞いて、気を付けて帰るんだよ。 カーズウィン、さっきは助かったよ。 有難う。 先覚者の言っていた「使徒を元に戻す能力を持つ者」を気にしているんだろう? もしそいつがお前と同じ神の契約者で、 他の奴らと一緒にそいつと出会った場合、お前の正体がバレる可能性がある。 そうそう。さすがカーズウィン! できればみんながいない状態でその誰かに会えたらと思って。 勝手に無茶に巻き込んでごめんね。 頼れるのはカーズウィンだけだから・・・ それは別にいい・・・。 だが大丈夫か? 少し前までかなり疲れているように見えたが、回復したのか。 僕の体力がヤバいの気付いてたの!? わかってたなら声かけてよ!!! (そっちからは1文字で伝わるんだし!!) なんか、さっきの戦いからめちゃくちゃ調子がいいんだよね。 それまであんなに疲れていたのに・・・ 油断は禁物だけど、守護者やさっきの使徒がまた現れても多分大丈夫だと思う。 そうか。なら問題ない。 じゃあ先に向かおうか。 ペナ―ルの話を聞く限り、多分この先にブラックウィザードもいるはずだ。 【クリーグ】 グオオオオオオオオオオオオオオオレモキリネタントケッコンシタインゴオオオオオオオオオオ 【コオシン】 今度はゴーレムか! 感じる神聖力からしてあれも守護者みたいだし、ウスーゲとヌケーゲで対処できそう。 カーズウィン、また足止めを頼む! 【カーズウイン】 り 神の力を薄める特性!ウスーゲ! 神の力を抜き去る特性!ヌケーゲ! グオオオオオオオオオオオオオオオレモカルペンミタイナイモウトホシインゴオオオオオオオオオオ・・・ コオシン、この守護者も除けたか。 だがもう限界だろう。 【コオシン】 ブラックウィザード!!! それにハシディムにゼバフまで!? 「使徒を元に戻せる能力者がいる」 その情報を与えれば、お前たち2人だけで来ると思っていたぞ。 奴らもたまには役に立つようだな。 なんだと!? 僕達をおびき寄せるための罠だったのか! でもどうしてそれで僕達だけで来ると・・・ お前たちの行動を追っていればわかる。 ・使徒になるはずだったピーネがなぜ人間に戻ったのか ・けしかけた使徒や守護者がなぜ元に戻ったのか ・使徒や守護者を元に戻すとき、なぜいつもお前たち2人だけで戦うのか 他の仲間になにか秘密があるのだろう? そんなお前たちに「同じ能力を持つ者がいる」と教えれば2人だけで追ってくる可能性は高い。 ・・・・・・・・・ (どこかから監視して、そこまで気付いていたのか・・・ ブラックウィザード、やはり油断ならない奴・・・) 他の騎士共やお前の子供の能力も厄介だが、 わけのわからない技で使徒を無力化するコオシンと、 わけのわからない暗号で仲間と連携するカーズウィン。 やはり一番危険なのはお前たち2人だ。 ここで片付けてやる。 ・・・ ・・・俺もか? (カーズウィンの1文字会話、 わけのわからない暗号扱いされてるwwwwwwwwwww) オオオオオオオオオオオオオオオオフトアシホソアシコンビノチカラミセテヤルオオオオオオオオオオ ひ(左側から回り込んで2匹の足下を駆け抜けろ。その後こっちでうまく足止めするからあの技を使え。) OK! ウオオオオオオオオオオオオ!!! (クソっ! 目の前で話しているのにさっぱり作戦がわからない・・・!) 神の力を薄める特性!ウスーゲ! 神の力を抜き去る特性!ヌケーゲ! アアアアアアアアアアアアアアリガトウ・・・コレデフツウノアシニモドレル・・・ オオオオオオオオオオオオオオオアイボオオオアイボオオオオオ オレマダゲンキィィイイイイイ まだその技を使えるか・・・。 だがやはりゼバフにその技は通じないようだな。 (確かに僕のウスーゲとヌケーゲじゃ、相手の中の相反する神聖力の力も借りないと使徒を元には戻せない。 だから元々神聖力のない人間から作った使徒には通じない・・・ でも) そいつの倒し方はもう知ってるから普通に倒すまで!!! め OK!! シャイニングバーコードフラッシュ!!! す う お ファイナルフラッシュヒット!!! ハゲ分身の術!!! シールドオブバーコード!! 【カーズウィン】 ジャッジメントブレイド!!! 【コオシン】 バーコードジャッジメントブレイド!!! オオオオオオオオオオオニホンゴデオォケェェェェェェエエ・・・・・・ 馬鹿な・・・ な・・・なぜだ・・・!? 貴様は今までの戦いでかなり体力を消耗していたはず! なぜそんなに神聖スキルを連発できる!!? (僕が使徒や守護者を元に戻すと凄く体力を消耗することにも気付いていたのか。 だからこんな作戦を・・・ でも本当、なんでこんなに体力回復してるんだろう? むしろ最初より調子いいくらい。) 【コオシン】 (確かアヴェリンが髪を切った戦いの途中から元気になったんだよn・・・ ・・・ ・・) あ なんで僕の体力が回復しているかって? そりゃもちろん秘密だけど、 1つだけ言えるのは・・・ 1つだけ言えるのは? 君の仲間が余計なことしてくれたお陰で僕が回復してるってこと♪♪♪ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ おのれ・・・ おのれおのれおのれおのれオノレェェェエエエエエエエエイイッッ!!!!! 私がどれだけ考えてこの作戦を立てたと!! 私がこの場所でこの2体を作るのにどれだけ苦労したと思っている!!!!! 王城を攻めたときも!! アヴァロンゲートを開いたときも!! 余計なことをして私の作戦を全て台無しにしてぇぇえええええ!!!!! もう許さんんなああああああああああ!!!! 今度こそ!!!!!ぶち殺してやる!!!!! 【奥へ駆けていくブラックウィザード】 ・・・ ・・・ 放っておいていいのか? あのブチ切れ方は多分演技じゃないし、放っておいていいでしょ。 仲間割れしてくれたらそれが一番だし。 それと、僕の体力が回復してた理由わかったよ。 さっきの戦いで、アヴェリンが髪を切ったことが原因みたい。 ・・・・・・? なぜそれで回復する? えっとね。 僕が使うハゲの神聖スキルって、 ハゲているというその状態によって力を得ているんじゃなくて、 ハゲていくというその変化によって力を得ているんだ。 (・・・ 何を言っているんだ こいつは・・・) つまり髪が抜けたり、髪を切ったり、 ハゲに近づくときに発生するエネルギーから僕は力を得ているってこと。
戦うときにハゲることで強くなるのはそういう理由ね。 【コオシン】 だからあの時、 長い間神聖力を溜め込んだアヴェリンの髪の毛が切られたことで、 その髪が失われた分の神聖力がいっぱい僕に吸収されたってわけ。 いやー、まさか自分以外の髪の毛でもいいなんてね。 これは凄い発見だよ。 もし今後ピンチになったときも、神聖力を持つカーズウィンのその長い髪の毛を切ってもらえばパワーアップ出来るってことだからね! 一回やっちゃうとまた髪が伸びるまで使えないから簡単には使えない手だけど、いざってときはぜひ頼むよカーズウィン。ハハハハハ ・・・ ・・・ ・・・ こ(断る。) 続く… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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