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テーマ:マビノギ日記(790)
カテゴリ:マビノギ日記
今までのお話
神の騎士団 1章1話 新たなる光 神の騎士団 1章2話 謎の女騎士 神の騎士団 1章3話 奴は 神の騎士団 1章4話 先覚者 神の騎士団 1章5話 入団 神の騎士団 1章6話 噂を辿って 神の騎士団 1章7話 真実と嘘 神の騎士団 1章8話 繰り返される戦闘 神の騎士団 1章9話 狙われたクイーン 神の騎士団 2章1話 墓場 神の騎士団 2章2話 黒い使徒 神の騎士団 2章3話 アヴァロンゲート 神の騎士団 2章4話 ピーネとカーズウィン 神の騎士団 2章5話 白き乙女達の共鳴 神の騎士団 2章6話 裏切り者 神の騎士団 2章7話 使徒化 神の騎士団 2章8話 告白 神の騎士団 2章9話 疑惑と真実 神の騎士団 2章10話 ただ、前に進むだけ 今までのあらすじ アルバン騎士団に協力し、異世界の神に使える者たち《先覚者》と戦い続けるコオシン。 そんな中、自らが契約する神、フ・ライン・グ・ ハーゲから 「騎士達の好感度を上げ、一番好感度の高い騎士と"ムフフなエンディング"を迎えるように」 とのお告げを受ける。 好感度と、アヴァロンゲート開く鍵を巡る戦いの中、自らも異世界の神に通ずる者だということを騎士団の1人カーズウィンに知られてしまうが、自らの危険を冒しピーネを助けたことから信頼され 秘密を共有する仲となる。 アヴァロンゲートでの最終決戦、アヴァロンゲートを開こうとする先覚者たち。 しかしコオシンの小賢しい作戦により 先覚者達はアヴァロンゲートを通ることに失敗し、ゲートの中に閉じ込められてしまう。 先覚者達の脅威が一旦去り、ついにムフフなエンディングを迎えることになったコオシン。 彼の元にはアルターが現れ、2人は熱い幸せな夜(?)を過ごしたのであった。 それからしばらくの間 平和な時が流れたが、 アヴァロンゲートの中に閉じ込められていたはずの先覚者たちが再び動き始めたことをアヴェリンが探知。 彼らを追うため、緊急でコオシン達が招集されたところから物語は再び始まる。 【見慣れない少年】 これまでの活躍は聞きました・・・って挨拶はもう飽きましたよね? コオシンさん、会えて嬉しいです。 そちらの後ろにいらっしゃるのはかか鴉さんですね。 あなたのお話もよく聞いています。 【ルウェリン】 私の名前はルウェリン。アルバンアルサン組の新入りです。 見ての通り・・・歳はアルターさんと近いです。 組では防御を担当しています。 いや・・・担当するようになりました、が正しい表現でしょうか。 挨拶は済みましたか? では本題に入りましょう。 本来部外者であるかか鴉さんにまで集まって頂きすいません。 2人のお子さんの話になりますので。 カァ、その話だな。 うちのジュニアを騎士団とやらの任務に同行させたいんだって? ええ、これは騎士団内部でも意見が分かれているところなのですが・・・。 まずこちらで結論を出す前に、彼の保護者であるお2人の意見を聞くべきだと思いまして。 もちろん、お2人の許可が頂けないようであればジュニアくんを任務に同行させるようなことは致しません。 あんまり詳しいことは言っちゃ駄目なんだけどね。 この間スカアハの奥にあった空間で戦った大っきい怪物達いるでしょ。 ああいう怪物がエリンの各地にぽんぽこ現れてて、彼らと僕とで対処してたんだけど、 この間の戦いからいったんそれも落ち着いてたんだ。 ただ少し前に奴らがまた動き始めたみたいで、、、 このままほっとくと、今まで戦ってきたあの怪物達よりさらに滅茶苦茶強くてヤバいのが現れそうだから、ジュニアの探知能力を使ってそれを阻止しにいかないとって話が出てるのよ。 だいたいこんな感じ。 なるほどな。 まぁだいたい予想通りだがよ。 詳しいことはよくわかんねえが・・・・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ 俺は事情を知ってるコオシンがいいと思ってんならいいぜ。 !!! 本気ですか!? ・・・ いえ、失礼・・・ 本当ですか? ああ、 ほっとくと そんだけヤバい奴がティルコネイルとか他の町にも現れるかもしれねぇんだろ? そういうことなら、ここでジュニアを行かせなくてもまた別のかたちで危険な目にあうってことじゃねえか。 それにジュニア、あいつは元々こっちが駄目って言おうがなにしようが、地下迷路でも火山地帯でも危ないとこ勝手に遊びに行っちまうからな・・・今更だろ。 いつか知らねえ時にいきなり危ない目にあうよりは、 今コオシンとお前らに守られて危ない場所に行くほうがマシだと思っただけだ。 ただし、絶対守れよ。 勝手言わせてもらうが、連れて行くからにはお前ら騎士団も全力であいつを守れ。 それが出来ねえんなら連れて行くんじゃねえ。大事な息子だ。 あと、 少しでも無理だと思ったら、本人が嫌がっても、引っ叩いてでもあいつを連れて戻ってこいよ。 お前らが頼りにならねえとわかったら、秘密の場所だろうがなんだろうが俺も勝手に向かわせてもらうからな。 もちろんです!!! コオシンさんのお子さんは僕の家族も同然! 絶っっっっっっっっ対に守ってみせますから安心してください!!! おう、頼んだぞ。 (前にコオシンの服脱がせようとしてた奴か・・・) まさかこんなにあっさり許可をもらえると思いませんでしたが・・・ ご両親がいいというのであれば、私ももう反対しません。 彼にも同行してもらいましょう。 安心してください。ジュニアくんは我々騎士団が責任を持ってお守りします。 本当に良かった。 これでようやく、あの場所に赴くことができます。 あの、結論も出たところで少しいいでしょうか? 部外者であるかか鴉さんに顔を知られていない私がこの場に来ることも本当は反対されていたのですが、お2人に直接聞きたいことがあったので。 おう、なんだ? お2人のお子さんであるジュニアくん、 あの子はどうやってあんな力を手に入れたのですか? どうやって・・・? どうやってって・・・多分生まれつきだよな? 近所の子供が落としたクマのぬいぐるみを見つけてきたのが最初だったか? うんうん。 それよりもっと小さい頃にも、見えない場所にいる赤キツネの居場所がわかってる感じだったし、多分生まれつきだね。 多分かか鴉の遺伝じゃないかな? かか鴉も僕が誰かにセクハラすると、どんな遠い場所からでも嗅ぎつけて飛んでくるし。HAHAHA! ちょっと待ってください。 ジュニアさんは本当にかか鴉さんの実子なのですか? 養子というわけではなく? 彼はどう見てもユニコーンなのですが・・・。 ・・・・・・ 確かに俺には似てねえかもしれねえが、俺達の実の息子だよ。 顔もコオシンにそっくりじゃねえか。 (ジュニアくんの顔がコオシンさん似!!? 全然わかりませんが!) 失礼な!!! どう見てもかか鴉にも似てるでしょ! 全身黒い体毛だし、おでこにクチバシだって生えてるし! ・・・ これは失礼しました。他意があって言ったわけではないのです。 (彼らの親子関係は知っていましたが、血の繋がりのない義理の家族的なものだと思っていたのに・・・ あの怒り方を見るにまさか本当に2人の子供・・・? しかし色んな意味でそんな馬鹿なことが・・・。 「おでこにクチバシ」というのも意味がわからない・・・。) ・・・別にいいぜ。慣れてるからな。 ジュニアは俺(鳥類)と人間の子供だからな、多分突然変異でああいう姿なんだろうよ。 ちなみにアイもちゃんと俺達の実の娘だからな。 あいつのほうは人間の姿だがそりゃあ多分・・・・・・・・・いや、今この話はいいか。 もう、 ジュニアくんが2人の実のお子さんだなんて常識じゃないですか。 ・・・・・・。 アヴァロンゲート 【トルヴィッシュ】 どうですか?ジュニアさん。 この門を開くことは出来そうでしょうか? 【ジュニア】 うーん・・・ちょっとまってね~ かか鴉さんに許可は頂いたものの、まずここを開けなくては奴らを追えませんからね・・・。 奴らの神聖力の気配が動いてからしばらく経ちますし、間に合うとよいのですが。 うーん・・・うん・・・? このトビラ、ぼくのちからじゃあけられないけど、 トルヴィッシュさんじぶんであけられないの? ふういんのまりょくのもちぬしレーダーがはんのうしてるよ。 おなじチカラをなんどもあてたらあけられるとおもう。 !!?! ・・・ ・・・ ・・・ つまり、私達の神聖力でこの扉を開けられるということでしょうか? そんな簡単な方法で? でも、前にゲートに神聖力を流し込んだときは何の反応もなかったはずだけど。 しかしこの封印を施したのが過去のアルバン騎士団だとすれば、我々にしか開けられない方法を残していたとしても不思議ではありません。 先覚者には使えない方法・・・例えば「処刑の力」を使ってみるとか。 「処刑の力」・・・ジャッジメントブレイドをゲートに? 試してみよう。 扉が・・・開いた!!! まさかこんな簡単な方法で開けられたなんて・・・。 啓示の証とは一体何だったのか・・・ でも確かにこんな場所でゲートに向かって何度もジャッジメントブレイド振り下ろそうなんて馬鹿はいないもんね。 ・・・ いや・・・ 最近見習い騎士にそんなのが1人入ったな・・・ もしこの場にあいつがいたら、面白がって何度も同じことをやりそうで怖い。 ふふっ、 ジュニアくんが来る前に、彼女を任務に行かせておいて正解でしたね。 ・・・? ゲートを開けた途端敵が押し寄せてくるようなこともないようだし、すぐ先覚者たちを追いますか。 ジュニアは絶対僕達から離れないでね。 じゃさっそく、 ジュニア、エッチな格好した女の人レーダー使ってもらえる? 今なんて言いました!!? 続く… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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