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カテゴリ:在日・国籍
【コラム】ただではない「安保ただ乗り」と「安保独立」
米国の次期大統領選挙の共和党候補指名争いで旋風を巻き起こしているドナルド・トランプ氏は今年8月の遊説で、次のようなことを話した。「韓国は製造業で強い競争力を持ち、米国で膨大な金額を稼ぎながらも、自国の安全保障は米国の犠牲に『ただ乗り』している。それなのに米国が(韓国から)得るものは何一つない。韓国は狂っている」 韓国の各メディアはトランプ氏の発言を「暴言」だと報じたが、同氏がいずれ米大統領選の共和党候補指名争いから身を引くことになるとの見方を示し、この発言にさほど重きを置かない姿勢を見せている。一部のネットユーザーは、韓国の競争力がそこまで強いわけではなく、また韓国が在韓米軍の駐屯費用を一部負担していることから、完全なただ乗りではないと反発した。米国の韓国に対する軍事支援は、米国の世界レベルでの安全保障の一環であり、その点で一方的に恩恵を与えられているわけではないといえる。 それでもトランプ氏の「韓国の安全保障ただ乗り論」はだまって見過ごせるようなことではない。同氏の発言が米国の保守層の声を反映している可能性がある点に留意する必要があるからだ。米国の「世界の警察官」としての役割が限界に達し、国外の問題に手を取られている間、米国国内の政治・経済・社会をめぐるさまざまな状況は徐々に下り坂に転じていった。こうした点に対する自省と批判は今回の大統領選挙の主な争点として浮上している。米国の主流である白人層・中産層がこの自省と批判の中心にいる。 韓国に関する問題も、批判対象の一つだ。仮にトランプ氏が大統領選挙を最後まで戦えなかったとしても、同氏が投げ掛けた問題は米国の政治で注目されないはずはないだろう。ある米国人留学生は、韓国のテレビ番組に出演した際「米国人の間では、自分も米国の政治家たちに同じように言いたい、という反応が出ている」と紹介した。 1980-90年代、米国の人々は逆境を乗り越えて成長した韓国を誇らしい存在と考えていた。先ごろ亡くなった元ワシントン・ポストの外交専門記者、ドン・オーバードーファー氏は生前、筆者に対し「韓国は第2次世界大戦以降に独立した新生国の中で、また米国が派兵あるいは経済支援を行った約100か国の中で、米国の民主主義と市場経済をまともに成功させた唯一の国」と述べ、成功例の中でも韓国は好見本だと評価した。米国はこのことだけでも韓国を支援したことについて自負心を抱いていると言いたいようだった。 しかし米国国内でのこのような考え方は、時代の移り変わりと共に衰退し始めた。韓国戦争(朝鮮戦争)を知らない世代が登場し、米国の主流は移民・失業・軍入隊・経済などの事情によって防御的・守勢的な立場に変わった。そして目の前の現実あるいは現象に不満を抱くようになった。さらに、かつて自分たちが支援してやっていた国々が今では自国と同じ水準に浮上したことで、不安や動揺はさらにひどくなった。トランプ氏はまさに、米国の主流層のこのような心理をうまく捉えたのだ。 今すぐにどうという話ではない。現在の北東アジアの勢力図や形勢から見て、米国国内の「韓国ただ乗り論」がすぐに何らかの形で具体化する可能性は少ないと思われる。なぜなら、韓国が米国に「与えるもの」はないとしても、韓国は米国にとって「必要な存在」だからだ。だがこの状況が長く続くかどうかは疑問だ。米国の世論も変われば韓国の事情も変わる。特に、北東アジアの情勢が今以上にきな臭くなれば、韓米軍事同盟にも遠くない将来に何らかの形で変化が起こるだろう。われわれはその変化に備えなければならない。 本質的な問題は、韓国の安全保障をいつまで他国の軍事的支援と連携させるのかということだ。世界10位前後の経済力を身に付けたと自慢している国が、自国の国防をよその国に部分的であれ依然するというのは、世界的に見て前例がない。もちろん、韓国のように危険な火薬庫のど真ん中に位置する国はほかにほとんどないのも事実だ。だからこそ、相互的かつ交差的な安全保障のネットワーキングが必要な状況なのだ。 最近の状況を見てもそうだ。中国は9月の抗日戦勝記念行事で中国の「火薬」を大々的に披露した。これに負けじと日本は安保関連法案を通過させ「戦争のできる国」へとグレードアップした。北朝鮮はミサイル実験を示唆しつつ、核実験のカードをしきりにちらつかせている。このような国々に囲まれている韓国が、はたして軍事的にどれだけ強くなれば、他国の力に「ただ乗り」することなく自分の国を守れるのか、われわれにもとても見当がつかない。100年前、米国のセオドア・ルーズベルト大統領は朝鮮を名指しして「自分のために一撃も加えることができない国」と諦めたというが、われわれは1世紀たった今でも、「一撃」を加える力を備えていないのではないかと自問せずにはいられない。 韓国にとって今現在切実なのは、安保の独立だ。今すぐ独立できないのなら、金を払ってでもよその国の力を借りなければならない。それはすなわち、韓国も友好国にとって「得るもの」が得られる存在になるべきという意味だ。「ただ」というのは長くは続かない。安保面で米国に依存しながら、国民の一部は反米を叫び、一部は在韓米軍の駐屯費用の負担にケチをつけ、一部は海軍基地建設を妨害し、一部は米国の戦域高高度防衛ミサイル(THAAD)に激しく反発し、さらには他国の軍事力にただ乗りしていることなど忘れて「まさか戦争が…」などと自己催眠をかけている。このような状況で、国の存在価値などどれくらいあるのだろうか。やむを得ずよその国の軍事力に「乗る」としても、いつまでも「ただ」で乗るわけにはいかない。 金大中(キム・デジュン)顧問 朝鮮日報/記事入力 : 2015/10/11 05:02 ※筆者は他の韓国人と同じく、なにも考えてないようである、「安保のただ乗り論」は日本に対しても言われることだが、一応駐留費を払うことで我慢してもらっているし、ただし歴史的に言えばアメリカというバカ帝国の失敗から現在のアジア情勢があるわけで・・・それは別の機会にするが、韓国とアメリカの関係で「韓国のただ乗り」とは本質であるので、アメリカ人もわかっているのかと、感心する。韓国は「ただ乗り」している。韓国の装備はF35や大型揚陸艦などにカネをかけているが、あきらかに「対日戦用」なのだ、韓国メディアも日本との戦争を想定しているような記事を出しており、北朝鮮との戦闘の想定はないのだ、現在、韓国は日本との戦争を想定しており、北朝鮮とは「同胞」であり、北朝鮮に敵対しているのはあくまで米軍なのだ、北朝鮮は米軍が戦争し、韓国は日本を相手にしているわけで、これをただ乗りというのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015.10.11 14:41:37
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