快適生活綴り

東京の快適な一人暮し　快適な本・映画・音楽４
【We Are The World】

　この音楽を知ったのは、テレビでのメイキングドキュメンタリーを見た時だった。
　（メイキングドキュメンタリーはビデオで録画はしたものの、何せ今から２５年以上前の１９８５年当時のことなので、今日では録画再生デッキも故障しているＳＯＮＹのβテープである）
　よくもまあ、これだけのアーティストが一同にと思うだけではなく、こういう場に慣れっこのはずの彼らの緊張感がビンビン伝わってくる。
　しかも、合間に個々の人物の紹介が入り、改めてその人となりを知ることができた。
　遠く響き渡る鐘の音から始まる曲に、有名なアーティスト２０人が、ソロ・ボーカルで一節毎に入れ替わり、４５人の大コーラスが続く。

＜We Are The World＞　
　ハリー・ベラフォンテの構想をもとに、アフリカの飢餓と貧困層を解消する目的で作られたキャンペーンソングである。
　作詞・作曲はマイケル・ジャクソンとライオネル・リッチーが共作で行い、プロデュースはクインシー・ジョーンズが担当した。
　この歴史的なセッションの数日前の1月22日、ケニー・ロジャースが所有するライオン・シェア・スタジオにてクインシー・ジョーンズ、マイケル・ジャクソン、ライオネル・リッチー、スティーヴィー・ワンダーが集まって先行レコーディングを行い、翌日にマイケル・ジャクソン、ライオネル・リッチーによるデモテープが完成し、参加者に送られた。
　そして1985年1月28日の夜、アメリカン・ミュージック・アワードの直後、アメリカのみならず当時の世界のポップス界を代表する45人が、ハリウッドのA&Mスタジオに集結してレコーディングされた。
　この夜、マイケル・ジャクソンはアメリカン・ミュージック・アワードを欠席し、一足先にコーラスの目安に使うためのガイド・ボーカルの録画を行っていた。21時を過ぎると、続々とアーティストが到着してきた。
　ライオネル・リッチーはアメリカン・ミュージック・アワードの司会、シンディ・ローパー、ティナ・ターナーは歌ったりと、多くのアーティストがこの授賞式から直行であった。
　22時、クインシー・ジョーンズの提案で、先ず45人のアーティストが全員でユニゾンと、ハーモニーのパートを録音。
　そしてコーラスの間のソロ・ボーカルの録音は、約20人のアーティストによって翌日早朝4時に始まり、午前8時にようやくすべてのレコーディングが終了した。

ウィ・アー・ザ・ワールドWE ARE THE WORLD(DVD) 価格：2,080円（税込、送料別）

（誰もが一度は聞いたことのある 「We Are The World」から25年。マイケル・ジャクソンやライオネル・リッチーを始め世界的に著名なアーティストが参加したこの企画は、世界中に感動の嵐を呼び起こしました。
　そのレコーディング当時にアーティスト達が実際に着用していたスウェットを、レプリカとして復刻！そして当時のロゴを使ったTシャツとキャップも同時発売！
　※ 商品の売上の一部は、アフリカの飢餓と貧困層解消のためにチャリティとして寄付されます）

＜「愛のハーモニー」＞
　そう言えば、この時、同じ特集の中で同時に語られたディオンヌ・ワーウィック(Dionne Warwick)の紹介の中でいつか聞いたいい音楽が「愛のハーモニー」(That's What Friends Are For)だと知った。

【送料無料選択可！】【試聴できます！】ベスト・オブ・ディオンヌ・ワーウィック / ディオンヌ... 価格：1,890円（税込、送料別）

　この曲は、エリザベス・テイラー(Elizabeth Taylor)が代表を務めるエイズ基金へのチャリティーのために１９８５年レコーディングした。
　ゲストとしては、エルトン・ジョン、グラディス・ナイト、スティービー・ワンダーが参加している。

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参考：We Are the World - 25 for Haiti 参加者はこの方たち!
　　　We are the world 25 for Haiti ソロパート参加者覚え書き
　　　We Are The World 25 For Haiti