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貧乏旅人 アジアの星一番が行く 世界への旅

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2020.07.20
XML
カテゴリ:タイ
良いカフェを見つけました。
見晴らしが良いのです。それに気持ちいい風が吹き抜けるのです。

ブランコ椅子に揺られながら、遠くの景色を見るのは、心が安らぎます。







こんな建物であります。1階からも景色は見えますが、2階席の方が
良いでしょうね。







ブランコ椅子だけでなく、このような椅子も並べられています。
パソコンなどをするのは、この椅子の方が良いですね。







カフェラテを頼みました。苦味の入ったアメリカンより良いかと
思ったのですね。

どっちが良いかなー? アメリカンの方が良かったかなー?







そよ風が、気持ち良いのですよ。
The breeze is nice. どこかで聞いた英語が、唇から出て来ました。

とにかく、気持ち良いです。最高でしょう?







右手には、小さなHutもあります。
この中には、ハンモックがあり、寝そべりながら本も読めます。







もう一度、景色を見て下さい。

飽きないですねー。のどかですねー。平和ですねー。
コロナ問題があるなんて、信じられません。鳥も飛んでいます。
畑では、農家の方々が、農作業をしているのも見えます。







このカフェへの行き方ですが、パーイのナイトマーケットから、東へ
進みます。突き当りを右に曲がり、さらに突き当りを左に曲がります。
メイン道路へ出て、パーイ川にかかる橋を渡ります。

まっすぐ進むと、右へ直角に曲がる所に出ます。
そこを左に曲がると、ロングネックのカレン族の村があるようでうす。

こんな看板があります。







カレン族の方へ行かず、メイン道路を進みます。
すると、左手の上の方に、白い仏陀が見えて来ます。







ここには、2年前に来た時、行ったので、スルーです。







こんな畑を見ながら、さらに進みます。







すると、右側に、こんな看板が見えます。

VIEW POINT
COFFEE
OPEN

そう大きい看板でないので、見逃してしまうかも知れませんね。
パーイの中心から、バイクで、10分もかからないです。







1階に、カウンターがあります。
ここで注文すれば、座った席に持って来てくれます。







2階に行けば、そうです、この景色です。







ゆったりと流れる雲を見上げます。心地よい、そよ風が頬を撫でて
通り過ぎます。

止まって見える雲も、少しずつ動いています。







VIEW POINTの看板を見逃して、さらに走ってしまうと、象さんが
いる所に来ます。道路の両側にあるので、これは見逃さないでしょう。

ここまで来てしまったら、引き返して下さい。







Thom’sと言う看板が見えるはずです。







このカフェ、山の中なのに、無料WiFもあります。
パソコンか、Ipadか、スマホでも、持って行って、ネットを楽しみながら、
ゆっくりするのも良いかも知れません。

コーヒーも、50バーツ=180円と、高くはなく、美味しいです。



さて、この日も、朝の散歩のついでに、お粥を食べました。
もう、お粥は、朝の定番です。

掻き混ぜて食べた方が良いですね。







昼食は、カオマンガイにしました。バミーナームを食べるお店です。
35バーツ=120円。 美味しいですね。

このお店、庶民の店です。白人は誰もいません。現地の方々で
いつも満席です。こう言う店、好きですねー。







スープも付いています。これは、チェンマイでも同じですね。







夕食は、行き付けの近くの食堂は休みなので、ツナ缶を買って来ました。
ツナ缶とピーナッツで、ビールを飲みます。







ツナ缶だけでは、夕食に足りないので、バミーナームを食べに行きました。
いつもの庶民の店に行きましたが、満席で、且つ、外でも、お客さんが
待っています。

30分は、かかると言います。待っても良いのですが、その間、散歩に
市場の方へ行きました。

そしたら、バミーナームのお店があったのですねー。
早速頼みました。







食べようかと思いましたが、その前に支払いを、と財布を出そうとしました。
しかし、あれ? あれれ? 財布がありませぬ。

宿に忘れてきてしまいましたよ。慌てて、おばさんに、財布忘れて来たー!
と伝えました。

バミーナームは作ってしまったし、困ったなー? と考え込みました。
「そしたら、後で良いよ。」とおばさんが言います。

あー、ありがとう! じゃー、明日持ってきます。と言うと、明日は休みだから、
明後日だね、って言うのですよ。太っ腹ですねー、一見さんなのに、信用して
くれるんですよ。

おばさん、ありがとうねー。







と言う事で、バミーナームにありつけましたです。
35バーツ=120円を、明後日、持って行かねばなりません。
絶対に忘れてはならないですね。信用してくれたんですから。







パーイの山間リゾートライフの、使用金額です。

1日目 816バーツ=2850円
2日目 340バーツ=1190円
3日目 419バーツ=1470円
4日目 516バーツ=1806円
5日目 705バーツ=2468円
6日目 383バーツ=1341円

6日目は、どこにも行かなかったので、安くあがりました。
カフェは、前日、行ったものです。 



おまけ。

パーイで、人生を振り返る男

男は、タイのパーイと言う、田舎町に来ている。
この地で、一人、無常を味わっているのである。

彼は、この春、古希を迎えた。
誰も祝ってくれる事のない古希であった。孤独と言うのであろうか。

3年半前、長年寄り添って暮らして来た妻が、突然の別れを言いだした。
仲が良いとは言えなかったが、仲が悪い事もない、平凡な夫婦であると
男は思っていた。日常の会話以外、深い話し合いはなかったのであるが。

男は、それで何ら問題はないと思っていたのである。
妻に男がいたらしい。その男と暮らすと言うのである。
いい歳をして離婚して、他の男と暮らすなんて、男には信じられなかった。

離婚を引き留める気持ちは全くなかった。出て行くなら、どうぞ、と言う
気持ちであった。妻の方からの離婚請求であり、慰謝料を支払う必要もない。
むしろ貰いたい程である。

しかし、何故? どうして? との思いはあった。

元々、妻も働いており、生活費も別々であった。基本的な生活費は、男が
支払っていたので、妻は預金も出来たはずなのである。お金の余裕が
あったから、こんな結末になってしまったのであろうか、と男は、思った。

別れた今、どうでも良い事である。

パーイにしては、ちょいと小洒落たレストランで、チャーンビールを飲んでいる。
つまみは、ポークと野菜の炒め物である。

古い昔の事を思い出している。
妻と子供を連れて、父母の住む実家へ通ったものだ。あの頃は幸せだった。
子供を囲んで、妻との仲も悪くはなかった。幸せを描いたような家族だった。

父も母も、よく来たなー、とも言わず、元気だったか、とも言わない。
ただニコニコと我々を迎えてくれた。あの頃、もう父は古希を迎えていたので
あろうか?

今、自分がその年齢になり、父を思う。
どう言う気持ちで、我々、息子の家族を迎えたのであろうか? と。

男は、父母に迷惑や、心配をかけた事がないと自負していた。
自分の事や、家族の事は、全て自分と妻で解決して来た。金銭的な負担も
父母にはかけていない。

彼は、ずっと家族の為に、働き続けて来た。
しかし、妻は去り、懸命に育てて来たが、次男が、引き籠りである。
もう、20年も引き籠っている。長男は、家庭を持ち、収入が少なく苦しい家計で
あるようだが、問題はない。問題は次男である。

いつからか、家族がおかしくなっていたのだ。次男のせいかも知れない。
彼は、大学を卒業し、一応名の通った会社に就職した。しかし、1年も
経たないで、欠勤するようになった。

理由は分からない。部屋に籠って、男や妻の言葉に返事もない。
無理やり会社に送り出したりも、したが、出勤したり、欠勤したりの日々が
続き、その半年後辺りから、もう部屋から出て来なくなった。

食事は、妻が部屋の前に持って行った。

男はその責任を妻に押し付けた訳ではない。しかし、振り返ってみると、
その頃から、男と妻の間に隙間風が吹き出したように思われる。

そんな、次男の為に必要なお金も、稼がねばならない。
古希を迎えた今も、働き続けねばならない理由である。

男は、安い飛行機を使って、つかの間の癒しに、タイにやって来た。
ふと目を上げて廻りを見ると、男と同じような、日本人と思われる男性が
二人飲んでいた。それに、やはり、日本人と思われる女性も飲んでいる。

それぞれが、別のテーブルである。よって、個々に来た旅人であろう。
こんな田舎のレストランに、日本人が4人も集まるのは珍しいのであろうか?

町を歩いても、日本人らしき人に会っていない。
だから、このレストランで、4人もの日本人が集まるのは、珍しいと言える。

「あと、何年、働かねばならないだろう?」
男は考えていた。いつも、ぼんやりそんな事を考えて来たが、結論は出ていない。
漠然と、あと、5年、75歳までで仕事を辞めたいと思っている。

男は、頭の中で考えた。
次男が何歳まで生き、どれだけの費用が必要なのか? ざっと計算しても、
男が働き続けねば、難しい事が分る。

男が、仕事を辞めた後、蓄えで、次男は10年は暮らせる。しかし、その後は、
資金も尽きる。仕事を辞めた後、自分自身の生きる為の生活費も必要だ。
男の生活費は、年金で何とか生きられるであろう。

「俺も、そんな長くは働けない。」
古希を前に、自分自身で体力が落ちてきている事に気付いている。

次男の一生の将来まで面倒は見られない。
生活保護でも、何でも受けて、自分で生きて貰うしかない。

まだまだ考えねばならない事が、沢山あるように思う。
しかし、ビールも飲み終わり、ポークと野菜のつまみもほぼ食べ終わった。

もう少し、飲みたい気分であるが、考えるのが面倒にもなっている。

パーイ滞在も、あと、3日である。





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Last updated  2020.07.20 06:18:39
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