貧乏旅人　アジアの星一番が行く　世界への旅

パーイリゾート生活も８日目となりました。
小さな村のパーイ、行くところも決まって来ました。

何にもしない、山間リゾート生活を満喫するつもりでしたが、やはり日本人、
１日か、２日で、何もしない生活には飽きてしまいます。

それで、どうしているかと言いますと、

一つは、温泉ですな。
二つ目は、カフェです。

既に、二つともアップしました。ですので、繰り返しになります。
毎日、これを繰り返していますので、お許し願いたい。

温泉です。露天風呂です。アジアの星一番 、お化粧して、再び登場です。







実は、ターパイ温泉と言う所があると言うので、探しました。
ここは、パーイ・ホットスプリング・スパ・リゾートと言うのですが、あまり
有名でないようです。

ターパイ温泉の方がずっと有名なのですな。国立公園らしいですから。
バイクを飛ばして行きました。ここから、そんなに遠くありません。

しかしながら、閉鎖中でした。
旅行社のやり手おばさんが、閉鎖中だよ、と言ったのはここだったのです。

ここは、入場料が３００バーツもするし、さらに温泉に入るには、別途
費用が必要です。

ですから、もし、開いていても、貧乏旅人・アジアの星一番 は、
行きませんね。







ここ、パーイ・ホットスプリング・スパ・リゾートの方が良いですね。
こんな露天風呂が貸し切り状態ですよ。

あなたに運があれば、白人の超ビキニのお姉さんに会える可能性も
大いにありますしな。







アジアの星一番 は、もう、ここでは常連さん扱いです。
おかま風の受付の青年、アジアの星一番 が露天風呂から帰って来ると、
扇風機を出して来て、「涼みなさい」って言うのですよ。

気持ち良いですなー！　ここは、ロビーです。ＷｉＦｉも繋がります。



そして言うのです。
あんたは、毎日来ている、特別な優良割引券をあげるって言います。
１０回券が、７００バーツと言います。

すると、１回あたり、７０バーツ＝２５０円、３割引きですよ。
心が動きましたなー！　おかまのお兄さん、腰をくねくねさせて、買った方が
お得よー、って言います。

でも、これを買ったら、あと、１０日は、ここに滞在せねばなりませぬ。
それは、長すぎますよ。

チェンマイにて、アジアの星一番 を待つ人は誰もいません。
従いまして、パーイにまだまだ、いつまでも居て良いのですが、運動不足が
続きます。

バドミントンをしたいですなー！
ＣＬＬの皆さん方とも、会食したいですなー！

旅友、キヌエさんや、シズエさんにも会いたいですよ。
それで、優良特別割引券は、諦めましたです。

さらにおかまのお兄さん言います。
あんたは、毎日来ているから、特別大サービスします。

わたしゃー、おかまの大サービスは要りません。
どんなにブスでもデブでも、女性のサービスの方が好きなんです。

と、思っていたら、とんでもない勘違いです。
おかまさんのサービスでなく、部屋代をサービスするって言うのですねー。

３０００バーツの部屋を、特別大サービス、１０００バーツにするって
言うのですよ。

それでも、今、泊まっている宿より、５倍はしますが、こりゃー、お得ですな
もし、アジアの星一番 に、連れの美しくも若き女性が同伴でいたならば、
わたしゃー、即刻、１０００バーツの部屋を予約しましたな。

いくら貧乏していても、元は、３０万石の藩士であったのですぞ。
１０００バーツと言えば、たったの３５００円じゃーないですか？

その位の金、持っているのです。彼女の為なら、使いますぞ。
でも、そう言う女性がいないので、使う事ないですなー。

思い起こせば、
パラグアイのエンカルナシオンで、美穂さんにご馳走しました。
メキシコの、コスメル島の近くで、男殺しの清花さんにご馳走しました。

そうそう、チェンマイでは、１週間も生活費から全て面倒見たのが、
女旅人の、敬子さんでしたな。

まだ居たと思いますが、思い出せません。脳がヘたりました。

ま、そんな訳で、おかまのお兄さんの大サービスは、聞くだけにしました。


少し涼んで、カフェに移動です。







１階では、何て言うのでしょうか？　ライブでなく、撮影して映像を流す、
コロナ騒動以降、やってる奴です。そのコンサートをやるらしいです。

２０名近くの人達が来て、準備をしていましたぞ。







アメリカンにしました。これ、美味しいのですよ。







相変わらず、このカフェは、そよ風が、そよそよと吹いています。
とっても、気持ち良いです。







いつも、このバイクを借りています。







昼食は、スイート＆サワーを食べました。宿の近くにあった、何となく、
ちょいと洒落ているかい？ってな、お店です。

３５バーツ＝１２０円と、安いです。







夕食は、やはり、宿の近くの、おばちゃんの店に行きました。
夕方、５時か６時には、閉めてしまうのです。でも、昼間行って、開けて
おいてよー、と頼んでおきました。

卵豆腐野菜スープです。これ食べると、栄養付いたような気になります。







オムレツも頼んで、ビールも含めて、〆て、１３０バーツ＝４６０円でした。







ここにも、パソコンを持ち込んで、何やら、作業しながら飲みましたぞ。








パーイの山間リゾートライフの、使用金額です。

１日目　８１６バーツ＝２８５０円
２日目　３４０バーツ＝１１９０円
３日目　４１９バーツ＝１４７０円

４日目　５１６バーツ＝１８０６円
５日目　７０５バーツ＝２４６８円
６日目　３８３バーツ＝１３４１円

７日目　７００バーツ＝２４５０円
８日目　５３７バーツ＝１８８０円

本日の、８日目の費用が、概ね、リゾートライフの金額でしょうか？
この程度は、必要ですな。



おまけ


パーイに佇む６３歳の女性

女は、タイのパーイと言う、田舎町に来ている。
この地で、一人、無常を味わっているのである。

彼女は、日本で宝石店を経営している。経営は順風満帆とは言えないが、
何とか、生活は成り立ってる。老後の資金も貯めたので、商売は成功と
言えるであろうか。

お店は、長年勤めた社員に任せて、タイにやって来た。
タイは、年に一度は訪ねて、もう、１０年以上となる。最初は、バンコクに
滞在する事が多かった。

しかし、一度、チェンマイを訪ねて、その魅力に取りつかれた。
その後、毎年、チェンマイへ来ているのであった。チェンマイは、６～７年に
なるであろうか？

チェンマイに飽きた訳ではないが、少し脚を伸ばして見ようと思ってやって
来たのが、パーイであった。

パーイは、チェンマイからメーホンソーンへ行く、宿場町みたいなもので、
小さな町である。２０年前頃より、白人のバックパッカーに注目されだし、
長期滞在するようになった。それから、発展したと言う。

のんびりした雰囲気に魅せられて、旅行者が長期滞在する村である。
その噂を聞いて、ゆっくりしようと、女はやって来たのである。

女は、５年前に旦那と別れた。二人で話し合い、円満離婚である。
お互いに、資産は持っているので、その点も揉めなかったが、夫から、
３０００万円貰った。なくても生活は出来るが、お金は多い方がいい。
有難く貰っておいた。

子供は、男女一人ずついるが、二人とも結婚して、孫もいる。
楽しみと言えば、孫と、たまに会う位であった。

仕事と家事で、忙しく生きて来たので、趣味らしいものは何もない。
洋服を見たりするウィンドーショッピング位であろうか？

悩みはない。
しかし、夫も去り、孫も可愛いい盛りから、もう少し大きくなり、塾や、
部活で忙しく、自分の時間を持つようになった。

独り暮らしである。気楽と言えば、気楽であるが、これからの人生を
考えると、何か物足りない。何かがしたくて、チェンマイを訪ねて
いるのである。

しかし、１回の滞在が、たった２週間なので、ゆっくりしてはいられない。
静かなカフェでお茶して、美味しいお店で食事する程度である。
まだ友人と言える友人も、チェンマイには少ない。

チェンマイにロングステイしている、唯一の女性の友達がいる。
彼女から、チェンマイの日本人が集まるクラブに入会したらどうか？
と勧められている。

４つ位、そのような団体があると言う。
中でも、チェンマイロングステイライフの会が良いと言う。チェンマイの
タウン誌、ちゃ～お、にも、載っているので、読んで見ると言い、と
薦められた。

彼女も入会しているのである。
色んな活動をしているので、どこかに入れば、友達も出来るし、
チェンマイ生活も、一層、楽しくなること、請け合いである、と言う。

その為には、２週間の滞在は短すぎる。
宝石店も、任せられる、長年の社員がいるので、１回３ヶ月位滞在
しようかとも考えてみる。

ビザも３ヶ月滞在ならば、問題なさそうである。
もっと長く滞在するならば、１年ビザを取得する方法もあると言う。

ビールを飲みながら、そんな事を考えていた。
ふと廻りを見回すと、日本人らしい男が３人も、飲んでいる。
こんな田舎町に、且つ、同じレストランに、４人もの日本人が集まる
なんて、珍しいのではないかと思った。

一人の老人と目が合った。軽く会釈を送って来た。人恋しさが
あったので、会釈を返した。暇は有り余るほどある。

声を掛けて来そうな雰囲気である。