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貧乏旅人 アジアの星一番が行く 世界への旅

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2020.07.24
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カテゴリ:タイ
もう、パーイも10日目になりました。
しかし、Kさんが、チェンマイへ戻って以来、一人も日本人と会って
いません。 少ないですねー、日本人。

実は、パーイにある、謎の日本人村・ムーン・ビレッジと言うのが
あるらしいとネットで見ました。何でも、以前は、数家族が住んで、
日本人村を作っていたと言うのですね。

ですが、今は、ケンさんと言う方が一人で住んでいるとの事。
訪ねて見ようかと思いましたが、静かに暮らしたいので、訪ねて
欲しくないと、本人が言っているようなので、止めました。

何十年も、自給自足で、暮らしていると言いますから、何と言いましょうか、
凄い人ですね。


さて、朝食ですが、写真だけ、以前載せましたが、油条(ヨウティアオ)を
試しに食べて見ました。美味しいと言う物ではないですね。

揚げパンです。結構、現地の皆さん、買って行きます。これと合わせた
飲み物は、豆乳でした。







油条は、食塩、重炭酸アンモニウムを水で混ぜたものに小麦粉(薄力粉)を
少しずつ加えながらこねて生地を作る。重炭酸アンモニウムの代わりに
重曹を使う場合もあるが、発泡が少ないので、パフのような独特の食感を
出しにくくなる。

と言うように作るらしいです。
これは、もう、生地を作って寝かせたものですね。







これに、黒粒、何でしょう? 胡麻かなー? それを振りかけて混ぜています。

このあと、包丁で 20 -30 cm ほどの棒状に切って伸ばし、半分に
折って、高温の油できつね色になるまでさっと揚げるのです。







1個、5バーツ=18円で売っています。これで、朝食にしようと思いましたが、
やはり、お粥にしました。

皆さん、お粥の事を、タイ語のカオトゥンと呼ばず、粥:ジョウ;Zhouと
呼んでいます。これは、お粥屋の店主も、先日、お粥を食べていた
学生さん達も言っていました。

ですから、中国語が、もうこの辺りのお粥の名前になっているのですね。
やはり、中国人村がある位、中国人が多いからでしょうか?







バンブーブリッジなるものがあると言うので、バイクを走らせて
行く事にしました。村の中心から、チェンマイ方面へ少し走り、
右手に曲がります。

すると、あと5Kmと言う看板が出て来ました。







ここからの道が悪いのですよ。一応、舗装道路なのですが、舗装が
剥がれて、ガタガタ道なのです。ゆっくりゆっくりしか、バイクを
走らせることが出来ないのです。

それでも、走っていれば、進みます。5Km位のろのろ運転して
着きました。

竹で作った長い橋があります。







橋の下は、田んぼですね。







こんなブランコも準備されています。







ここは、観光地として有名らしいですが、感動は少なかったです。
その原因は、田んぼに何もない事ですね。稲が青々と育っている所や、
黄金色の稲が、風にそよいでいる時とかならば、もっと良い景色で
感動したかも知れません。

入場料は、30バーツ=100円と書いてありましたが、誰もいないので、
無料で入ってしまいました。コロナの影響で観光客は少ないし、且つ、
ここを見る時期でもないようで、客も来ないのでしょう。







竹の橋を歩いて、引き返します。途中、滝がありました。







この上流に本来の滝があるようです。
でも、入場料が200バーツ=700円と高額であるし、この流れを
見るように、水量も多くないし、入場は止めました。

尚、200バーツ支払うと、サイ・ガーム温泉も、その金額に含まれ
入れるらしいです。

しかし、いつも行く温泉は、100バーツですし、サイ・ガーム温泉は、
湯温が、30℃と低いので、やはり、止めました。







そして、いつもの、パーイ・ホットスプリング・スパ・リゾートに
やって来ました。







おじいちゃんが、掃除をしています。サイフォンを利用して、温泉の底の
ゴミを吸い上げて、外に出している所です。







この人です。70歳をかなり超えた、おじいちゃんかと思いました。



アジアの星一番 は、温泉の中、おじいちゃんは、清掃作業中。
ですが、アジアの星一番 、話しかけましたぞ。

おじいちゃん、英語も日本語も話せません。止む無く、知っている限りの
タイ語を駆使しての会話です。

分かった事は、驚く事に、な、なんと、58歳だったのです。
そんなに若くは見えませんよ。どう見ても、70歳以上なんです。

日本人が若く見えすぎるのでしょうか?

そして、給料は、10日間で、4000バーツ=1.4万円。
1ヶ月換算で、1.2万バーツ=4.2万円となります。

我が宿の、受付嬢や、掃除人の給料とほぼ同じ位ですね。
贅沢しなければ、この位の給料で、やっていけるのでしょう。





ゆったり温泉に浸っていると、身体が火照ります。
それで、敷地内を散歩に出かけますな。







ハイビスカスの花が咲いていました。







こんな花も咲いていました。名前は分かりません。







又、戻って温泉です。おじいちゃんの掃除は終わっていました。
貸し切り状態の露天風呂を楽しみます。







温泉の後は、例のカフェです。これが、お決まりのコースです。







やはり、この日も、アメリカンです。







ブランコ椅子にも誰もいません。
2階は、アジアの星一番 の貸し切り状態です。







夕食は、近くの食堂です。パソコンは持たず、小説を持参しました。
司馬遼太郎の、軍師二人、です。短編集ですが、面白いですよ。







つまみは、チキン・ココナッツスープと、オムレツです。







パーイの中心部は、ほぼ歩いても、バイクでも廻りましたが、食堂は
少ないですね。

これは、たぶん、地元の方々は、自炊しているのではないかと推測します。
高い建物はないし、ほとんどが一戸建てです。それで、キッチンが付いて
いるのではないかと思うのですね。

チェンマイでは、安アパートに、学生さんや、若者たちが沢山住んでいます。
当然ながら、キッチンはありません。ですから、外食や、買食が出来ないと
生活が成り立ちません。

パーイは、そう言った若者は少ないか、家族と一緒に住んでいるのでしょう。
それで、パーイには、現地人用の食堂が少ないのだと思います。



パーイの山間リゾートライフの、使用金額です。

1日目 816バーツ=2850円
2日目 340バーツ=1190円
3日目 419バーツ=1470円

4日目 516バーツ=1806円
5日目 705バーツ=2468円
6日目 383バーツ=1341円

7日目 700バーツ=2450円
8日目 537バーツ=1880円
9日目 330バーツ=1155円

10日目 850バーツ=2975円

チェンマイへの帰りのバスチケットを買ったり、本日は、使い過ぎました。
無駄遣いはしていませんけどね。




おまけ


パーイで4人の日本人老人が出会う

ここは、パーイの小洒落たレストランである。
日本人の老人が、4人も集まった。一緒に来たわけではない。

別々に来て、別々に飲んでいたのである。
65歳の男が68歳の男に声をかけ、さらに、63歳の女にも声をかけた。
そこへ70歳の男が合流したのである。

70歳の男は、妻に逃げられ、引き籠りの次男がいる。まだ働いている。
68歳の男は、妻も子供いるが不仲、過去の浮気を悔いている。
65歳の男は、生涯独身。タイの女性と結婚したいと願っている。
63歳の女は、宝石店経営。旦那とは円満離婚。何かを求めてタイに来ている。

そんな4人が、同席したのである。
「皆さん、パーイは長いのですか?」、65歳の男が聞いた。
全員が首を振った。皆、数日滞在のみである。

せっかくだから、もっと飲もうと、ビールを1本ずつ追加して頼んだ。
皆さん、結構飲めるようである。

乾杯した後、どこから来たのか? とか、何年位タイにいる? とか、
自己紹介的な話題が続いた。既婚が1名、独身が1名、離婚者が2名と
言う事も分かった。

一頻り、話しが続いたあと、70歳の男が聞いた。
「皆さん、外国まで来られるって、幸せですよね?」
「あなたも、そうでしょう?」、65歳の独身男が聞き返した。
「いや、私は、70歳なのに、まだ働かねばならないのです。つかの間の
癒しに、ここへやって来たのです。すぐに帰国し、又、仕事です。」

3人が顔を見合わせた。彼以外働いているのは、63歳の女だけである。
働いているとは言っても、彼女は、辞めても、資金的には何ら問題はない。

68歳男も、65歳男も、働いていない。年金と貯蓄で、十分に生活していける。
厳しい暮らしは、70歳男だけなのである。

「ほら、皆さん、お金の心配がないと言うのは、良いですよ。それに、こうやって
海外で飲んでいられる。これほど、幸せな事はないのではないですか?」
「そう、言われればそうですけど・・・。」、63歳女が小さな声で言った。
「でも、お金があるだけでは、幸せとは言えないですよ。何かしら、充実した
何かがないと、ただ生きているってだけではねー。」

「そうですよね。僕なんか、何の為に生きて来たのか分かりません。この歳に
なって、結婚したいと思っているなんて、普通じゃーないですよね。」
「えー! 結婚したいのですか? 65歳って言いましたよね?」
65歳男の話しに、63歳女が驚いて言った。

「私は、結婚したくないな。一人が良いですよ。」、63歳女が言う。
「私も、結婚は、こりごりだ。面倒なだけだ」、70歳男も言う。
「既婚者のあなたはどうなんですか?」65歳男が聞いた。
「う~ん、結婚は難しい。私の所も上手く行っているとは言えないし・・・」

それを聞いて、結婚願望のある、65歳男は、考え出した。
「そうですか、結婚は、難しいですか?」

しばし、結婚の話題で話は続いた。63歳女が結論めいて言った。
「我々の年齢になったら、もう男と女の関係はなくても良いでしょう? 趣味が
同じとか、話しが合うとかで、良い友人関係を持てるのが、一番でしょう。」
「確かに、そうですね。」、口数の少ない68歳男が言った。

異性に興味があるのは、65歳独身男だけで、他の3人は、興味はないと
言う。仲の良い友人になれれば良いと思っているのである。

初めて会った4人であるのに、かなり突っ込んだ話になった。

63歳女は、3人の男の品定めを心の中で行っている。
65歳独身男には、興味がなかった。相性が良くないような気がする。
70歳男も、出来れば遠慮したい。生活臭が見えすぎであった。

3人の中では68歳男が、良さそうである。唯一の既婚者であり、その点が、
安心感がある。夫婦間はあまり良くないと言っていたが、それでも別れず
生活していると言う事は、それなりの我慢が出来る男であると思われる。

他人を気遣う心もありそうだ。話し方も、落ち着いている。
風采はよろしいとは言えないが、人の好さを感じるのである。

63歳女は、この人なら、チェンマイでも、会っても良いと思った。
男性の友人は、チェンマイにいないし、出来れば友達になりたい。

63歳女の雰囲気を敏感に感じ取ったのか、68歳男が言った。
「もし、良かったら、チェンマイでも食事しましょうか?」
65歳男は、賛成したが、70歳男は、もう帰国するし、又、来るかどうかも
分からないと、断って来た。

63歳女は、勿論、賛成した。心の中で喜んでいたのである。

「私ねー、皆さんともう会う機会はないと思いますが、ここで話が出来て良かったですよ。色々な人生があるのだと知らされました。私が一番苦しい生活のようですが、体力の衰えは感じますが、健康なのです。健康でありさえすれば、働けるし、医者の費用も要らないし、何とか、生きていけます。連絡先だけでも、教えて下さい。もし、又、タイに来られるようならば、連絡します。」

70歳男が、しみじみとした口調で言った。

ラインの交換を行った。海外に1人で来るような人達であり、スマホを持ち、
多用しているのである。日本の田舎に住む老人は、ラインなど知らない人も
いる。Facebookって何? と質問する老人が多い。

ここに集まった4人は、一応、それらは使える。最先端を追っているのだ。

「それでは、又、会いましょう。」
支払いを済ませ、それぞれ、自分の宿に、向かって歩き出した。





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Last updated  2020.07.24 08:45:44
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