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ケヤキの木の下で            岐阜/愛知   自然素材でZEH READYの家

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2016年10月24日
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カテゴリ:耐震のこと
おはようございます、
紙太材木店の田原です。


晴天の気持ちのいい朝ですが
もうすぐ完成というブログが
一瞬で消えて、再度書き直した次第、
楽天ブログ、偶にこれがあるんですね・・・・


さて、書いていたのは制振装置のこと



今月の日経ホームビルダーの記事の見出しは
”効かない制震”を選ぶな!
架構を壊さない力のバランスがカギ
とあります。

FBのクローズな工務店グループでも
熊本に続いて、鳥取でも地震が起こっていたことなどから
どの制振装置がよいかなどと言うことで話題になっています。

記事には5つのメーカーのものが紹介されていますが
どれが良くてどれが悪いかなどと言うことはでていません。
ただコメントで
「実験で確認すると中には性能が疑わしい粗悪品もある」
などと紹介されていますから
ますます?となってしまいます。
原因は製品を評価する統一基準がないためとあります。

多様性と言えば聞こえはいいですが
基本的な基準は国が作るとか
それができないならアメリカのように業界内での基準作りが求められますが
日本の業界はこれができない体質なんですね
自分たちで国の押しつけ基準がいやなら作ればいいですが
建築業界だけでなく国民性なのかもしれません
お上の言うことは受け入れるけど
自分たちで自主的にというのは苦手

自邸の限界耐力計算の結果次第では
この制振装置も検討項目に上がりますので
以前から調べてはいたのですが
どのメーカーのものも専門家を交えて検討されているわけで
それなりに良さげに見えて考えあぐねていたのが実情

記事には、制震の基本的な考えは
必要な耐震性能は筋交いや面材で確保し
プラスアルファの余力として制振装置を考えるのが基本
間違っても制振装置を必要な耐力の中にいれて計算しないこととあります。
まさにその通りで、特にこれから新築住宅をお考えの方は
覚えておくべきでしょう。
つまり
熊本のように二度大きな地震がくる場合
一度目で一見何の被害も出ていないように見えて
じつはそれなりの大きな地震の場合は耐力が落ちているわけで
そのとき二度目の地震がこれば既に計算された耐震性は相当落ちていると考えるべき
ということです。
余力として制振装置があれば二度目の時もそれなりに耐力を保持できていると言うわけです。

美濃地方では
濃尾地震以来それほど大きな地震ははありませんが
既にそれは120余年もまえのこと
耐震等級の検討も大切ですが
同時に制振装置のことも考える時代になってきたようです。
ちなみに紙太材木店も制振装置を検討していますが
ほぼこれで行こうといのはおおよそ決まってます。
わからないことは第三者の専門家のセカンドオピニオンが大切
自邸も含めて採用決定したらご報告しますね。





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Last updated  2018年03月21日 18時01分15秒
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