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カテゴリ:中学受験の攻略
今回のテーマは、昨日に引き続いて「間違い直し」です。
テストや模試で間違いなおしをしようとしても、どうしても子供だけの力では解けない問題が出てきます。 そんなときはどうすればいいのでしょうか。 まず、国語の漢字や四字熟語・慣用句などの場合ですが、これは覚えていなければ解けません。テストや模試で間違ったとき、多くの保護者の方が子供に辞書を引かせようとされます。確かに国語の勉強法としては正しいのです。そこで少し考えてください。4年生までなら確かに辞書を引く時間はあります。しかし、5年生・6年生にもなると、しなければならない(と塾が言っている)ことは山積みのはずです。そんなときにまで、辞書を引かなければならないのでしょうか。 答えはNOです。 子供のそばで保護者が教えてやればいいのです。国語の辞書の引き方を時間のない今覚えさせる必要はありません。保護者にとっても、意味の説明などは結構難しい場合が多いので、子供のそばで保護者が辞書を引いてみせてやればいいのです。 この場合の注意点としては、保護者が少し馬鹿になっていただくと成功率は上がります。「忘れたから調べよう」と声に出して辞書を引くのです。 その結果だけを子供に見せるのです。 同じ言葉を何度調べてもかまいません。子供はその都度少しずつですが成長していくのですから。 また、算数の難問のように辞書などで調べることができない問題もあります。この場合は、原則として塾の先生に教えてもらうことです。 塾として、質問の時間をとっておられる場合もありますし、授業の前後に質問できる場合もあります。 いずれもしても、テストや模擬テストの問題のままで質問するのは避けましょう。 解き方をどこに書いてもらうのですか。変なたとえですが、芸能人にサインを頼むのに、ティッシュペーパーは普通出さないでしょうし、サインする側もなかなか本気でしてもらえないでしょう。 分からなかった問題は、別のノートを作り、そこに1ページに1問ずつ貼り付けていくのです。そのノートを見せて質問するのです。解き方はノートの空いた下の欄に書き込んでもらうのです。 その場で分からなくても、あとでノートを見て理解することもできますし、家に帰って見直して分からないところが出てきたら、印をつけておいて、改めてその箇所を質問すればいいのです。 また、家庭教師を頼んで質問する場合もあるでしょう。この場合には、通っている塾と同じ解き方をしてくれるようにあらかじめ情報を提供しておきましょう。具体的には、普段の授業のノートのコピーを保護者がとっておき、適宜家庭教師の先生に塾の教材とともに渡しておくのです。そうすれば、塾の解き方に合わせた形で指導してもらえます。 同じ算数の問題でも、普通はいろいろな解き方があるのです。その塾の解き方や子供の理解度によっても変わってくるのです。 ノートに貼り付けることによるおまけについて 塾に質問に行ったときに、先生に質問がどれくらい溜まっているかが分かる。 問題と解き方がバラバラにならない。 重ねての質問がしやすくなる。 お役に立てば下を押してください。 人気blogランキングへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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