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テーマ:アメリカ旅行記/生活記(903)
カテゴリ:おでかけ日記
今日(現地時間9日)は地下鉄に乗って、マンハッタンの南の方へ。
Hotel - Lex Ave./53 St. STA. - MTA "E" Line - World Trade Center STA. 地下鉄一本で行ける、今日はご希望のあった、WORLD TRADE CENTER跡地、俗に言う「グラウンド・ゼロ」へ。 World Trade Center STA. プラットホーム・エンド > < World Trade Center STA., MTA "E" Line改札前 去年は、セント・ポール教会の前を通り地上から行ったが、地下鉄から上がってくると、改札の目の前がグラウンド・ゼロの地下の目の前だった。 目の前に地面が見えるコチラの方が去年よりも衝撃的。随分と整理をしているようだが、昨日のテレビでやっていた工事が遅れ、ようやく完成の目途が1年遅れで付いた、そんな状態のようだ。目線のレベルでこのだだっ広い光景を見ると、また違う感情が。 ここから、エスカレーターで地上に上がってくると大きな傘のような庇が地下鉄駅の入り口を形作り、人を集めている。そして、その周辺では多くの人が9.11を前に集まり、祈りを捧げ、またあるいはアピールをし、撮影をしている。 < "here"・・・「あれは、ここで起こった。」、「ここに私は(眠って)いる。」、「ここにいるから私を忘れないで」・・・いろいろな意味に取れる象徴的な言葉だ。 そのエスカレーター降り口には、"here. remembering 9/11"の垂れ幕が。多くの訪れた人が写真を撮り、この前で警官と共に記念撮影をしていく。 向かって左側のビルは、昨年見たときは壁もボロボロでその衝撃を残していたが、ようやく外壁工事に入ったようだ。しかし、長い間人の入っていなかったそのビルでは、工事に入った先日、遺体が見つかったそうだ。その時に事故に遭い、立ち入り禁止だった所為か、誰にも見つかることのないまま、どのような思いでその遺体は佇んでいたのだろうか。そして、ビルから振ってくる人間の体を見たり、乗っていた車のボンネットに足が振ってきたり、そういう現場に遭遇した人も多く、精神的に悩まされている人がいるという。そんな話を先日のガイドさん(現地に住んでいるので、友人から聞いたそうな)から聞くと、まだ、事件は終わらず、復興もようやく始まったばかりなのだ。 あの鉄筋の「十字」も未だ残されている。11日に向け、ワールド・フィナンシャル・センターのビルには巨大な星条旗が掲げられ、その左側のビルに反射してたなびいているように見えた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年10月05日 14時51分54秒
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