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カテゴリ:食以外
歌舞伎座さよなら公演 十二月大歌舞伎・昼の部を見てきました。
今月は勘三郎が出演などなど、どの演目も見逃せないのですが、 なんと言ってもチケット争奪戦の元は、クドカンカブキ。 (だって昼の部は、千秋楽までソールドアウトですよ!) クドカンこと宮藤官九郎さんが初の歌舞伎 作&演出の「大江戸りびんぐでっど」が 一番の注目株でしょう。 ただこの演目、見どころとか、どんなお話なのかが、 蓋を開けるまで全く分かりませんでした。 「りびんぐでっど」って何よ!? どんなお話なのよ!? ・・・ ということで、本日はちょっとだけネタばらし&私個人の感想を書かせて頂きます。 ☆ ☆ ☆ 「リビング・デッド」というのは、生ける屍(しかばね)といった意味。 そのリビングデッド(ゾンビ)が、干物の「くさや」の名産地である新島で発生し 増殖してお江戸へ上陸・・・! まずは染五郎と亀蔵が「くさや」に!? 染五郎にくさやの被り物を着せるのなんて、クドカンしか出来ません!? そして、ゾンビ達の迫力ある踊り! ミュージカル張り(?・笑)の見応えでした。 ただ、前半はとっても面白かったのですが、長屋あたりの場面からだんだん・・・?・?・? 長く感じてしまいました。 お笑いをちりばめるのは大変良いのですが、それがちょっとお下品。 歌舞伎の客層をもう少し考えて頂いた方が良かったかな!? 勘太郎クンや鶴松クンとか、ちょっと見ていて辛かったです。 「はけん」など、社会風刺も取り入れて、それはそれで良いのですが、 最後は何が言いたかったのかよく分からず、消化不良気味でした。 役者さんとして一番台詞が多いのは、悪役の染五郎。 この手の演目でいつもナイスな亀蔵の演技も、かなりはじけてます。 私が一番好きだった役は、三津五郎。 いい味出してます! ただ期待していた勘三郎があまり活躍しなかったのが、残念。。。 クドカンカブキ、物凄く・ものすご~く・期待していたからこそ、でしょうか。 私としましては、一つ前の演目「身替座禅」の方が笑いの質が良かったように感じます。 古典の素晴らしさを改めて感じました。 (辛口気味のコメントで、ゴメンナサイ!) とはいえ、歌舞伎の新しい歴史の1ページを見ることができた(大げさ!?)という 満足感で一杯です。 やっぱり これを見逃すのは悔しいですから、ね。 年に1~2回くらいは、こういった新しい試みにチャレンジして頂けると、 歌舞伎ファンとしてはとっても嬉しい。 これからもどんどん革新的なことをやって頂きたいですね。 2週間後には「夜の部」も行ってきますので その他の演目につきましては、その時にご報告します☆ 是非、応援クリックお願いします! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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