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January 14, 2006
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本棚整理していてこれも読み直そうと手に取った1冊。
「六番目の小夜子」の関根秋、「図書館の海」の夏、彼らの兄・春がでている小説。
ちなみに関根家は題材になりやすく「象と耳鳴り」では父が活躍している。

友人・志土に連れてこられた無機質な廃墟の離島で春が聞いたのはここで発見された不審な死体の話。
学校の体育館で発見された餓死死体、高層アパートの屋上にあった高所から落ちたとされる全身打撲死体、映画館の座席に腰掛けていた感電死体・・・
死亡時刻も限りなく近い。偶然による事故なのか、殺人か?
しかも、餓死死体は志土の高校時代の友人だったと言う。
二人の検事が挑む事件の真相とは?

穏やかでありながら鋭い視点を持つ春。
志土は何故彼をつれてきたのか―
彼らの続編もあれば面白いのになぁ。





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Last updated  January 14, 2006 09:10:18 PM
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