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July 20, 2007
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書店繁盛記」の前身、
現ジュンク堂の書店員の著者のリブロ時代の話。
特殊な設立事情を持ったリブロの変遷(西武百貨店からの独立、西武→西友→ファミマ→パルコブックセンター→日販といった経営母体の変化)、
格闘(書棚作りや新規店舗の在庫確保の難しさ、取次ぎや出版社の時に理不尽な対応)、
自由(各自の意志を感じさせる棚作りなど)、
使命感(独自路線を突き進み、メッセージを発信。美術館との併設、文化を担う意気込み)、
時代の趨勢を感じさせる。

書店員は独特な性質を持つ者も多く、お堅い"百貨店"とは相容れないことも多いとか。
どこにでもあるように思うが、母体によって「本屋」の苦労もいろいろなのだ。

棚作りも小説で言えば純文学、時代小説、ミステリなどに分けていたのが、
内容や分野を超えたものが多くなり、普通の50音順になっていくのだが、
独自の棚を目指していた著者らはそれを受け入れるまでに葛藤があったとか。

最近、書店員による本(小説やエッセイ、漫画を含む)が多くなってきているが、
どれをみてもどうしてこんなに出版社や取次ぎの人は偉そうなのだろう?と思ってしまう。
まぁ、出版社、取次ぎの人視点で本が出たらそれぞれの苦労があるのだろうけど…。
ネット販売が出てきてさらに書店へのサービス心は薄れているように思える。
困った客も多くなってきて、書店で働く人はいろいろな板ばさみで大変だ。
利益が薄くても、苦労は多くても、実際手にとって選べる書店は残ってほしいのだけれども…。





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Last updated  July 20, 2007 03:42:45 PM
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