平成仮面ライダーをちょこっとだけ振り返ってみる
ディケイド プロロ-グ(ライダー軍団のやられっぷりが熱いですw)http://jp.youtube.com/watch?v=kuaxa9Z8ppIGackt『Journey through the Decade』(ディケイドOP曲。素敵です~)http://jp.youtube.com/watch?v=LiCUCHzc_5g平成仮面ライダーも遂に十周年。龍騎ではまってしまい、555・剣と見つつ、友達に全話見せてもらったクウガが実は一番面白いのでは?とか思ってしまったりしたのも今や懐かしい思い出ですね~……。アギトは映画だけ、響鬼とカブトに至っては1クール目と最終回だけしか見てない私が評価とか何様だ~って気もするのですが、個人的に見た作品の中で、一番完成度が高い!と思ったのは一作目のクウガです~。最初は未確認として扱われていたクウガが徐々に人間社会や警察に認められていくとかね。本当に正義の味方してたな~とか思うのですよ、正義の味方であればこその苦労とかもしっかり描かれてたと思います。それでも最後には人間同士の絆というか、次第に分かり合えていくというのが良かったな~。設定一つとっても敵であるグロンギが人間を襲う理由や次第に強い敵が出てくる理由とかも納得できましたし、主人公が武器で簡単にパワーアップするのではなく、特訓したり、敵の特性に応じて能力を変えたりとよくできてるな~って思いました。そして、最終回の三話ぐらい前からが凄い。それまで断片しか姿を現さなかったン・ダグバ・ゼバが遂に現れたんですが、いきなり冒頭からクウガ敗北!しかもクウガの視点から東京の街にいた人達が燃やされてるのが見えるんですよね~、自然発火能力で。雨とか、鏡とか使って直接的な描写は避けてますが、逆にそれが怖いというか、PS版パラサイト・イブ思い出しました。そして一話ぐらい丸ごと今まで知り合ってきた人達と語り合った末に、再戦に挑むんですが、お互いに人間体(のように見える)で血塗れになりながら雪原で殴り合い!これは、子供ドラマだと舐めてかかっちゃいけない作品だー……って気がしましたね~。ただ、個人的に一番好きなのは、龍騎ですね~。結局のところ、私は龍騎のスペシャルを漫画で読まなかったら、きっと仮面ライダーは見なかったと思うんですよね~。結局、善と悪の戦いなんでしょ~っていう思いがあった時に、龍騎の「13人のライダーがそれぞれの願いを叶えるために殺しあう」というコンセプトにガツーンって衝撃を受けちゃったのです。敵としてモンスターがいるので、ライダー同士で共闘したりもするけれど、いつかは互いに潰し合わなければならない……一歩、気を抜くと本当に敗北(=死)が待っていたりして、そんな緊張感がまた良かったですね~。13人のライダー一人取っても、真司のようにモンスターから人間を守ろうとする者、蓮や美穂のように大切な人を取り戻そうとする者、北岡先生や高見沢のように自分のために願いを叶えようとする者、須藤刑事や浅倉のように戦いそのものを楽しむ者もいるし、東條や佐野、芝浦のように若者らしい自分勝手な考え方する連中とかもいたり、それぞれ個性的でよかったと思います。リュウガやオーディンのように、世界観と密接に関わったライダーの存在も龍騎の魅力の一つだった気がしますね~。あ、勿論、アギトも555もブレイドも面白かったですよ~?カブトや電王も結構人気あったみたいだって聞きますし~きっとその辺は嗜好の違いだと思うので~。という訳で、平成ライダーは十代、二十代が見ても楽しめる作品だと思いますです。機会があったら、是非視聴をお勧めします~ノシ