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カテゴリ:私の結婚したいマイナーキャラ大全
DQN大全の方が盛り上がってる気もするが(私的に)、本コーナーが本来自分の書きたいものだと思っております。
マイナー好きマイナー好きと自分で言っていながらヤエ梅とサイとカツと広瀬巡査部長以外ろくに語ってなかった気がする自分、何故マイナー好きとここまで自称するに至ったかというと、以下のようなキャラにも命がけで大ハマリした経験があるからだ!! File.2 神童はやと(たいむとらぶるトンデケマン!) キャラ名の前に、火急的速やかに作品を説明する必要があるので説明しておく。 この、作品名を漏らしただけで大半の人間は2、3歩引いて私を見る作品がナニかというと、1989~1990年にフジテレビ系列で放映された、いわくつきの作品である。 何故にいわくつきかというと、その放映時間。 前半こそ木・金曜日夕方という、よい子の為の時間帯の放映だったのが、後半になると日曜朝5:30という、エウレカ?ガンダムX?それがどうした?ってなトンデケな時間帯に飛ばされたのだ。夜中の方がまだマシだ。頑張って早起きして見てたら親に怒鳴られたし。 彼↑はその主人公。小5説と中2説があるが私は中2説支持。 サッカーが大得意で機械いじりも得意。口癖は「上等じゃーん♪」 で、この彼とガールフレンドのユミが、ヤカンに時空を飛ばされてその先で様々な騒動に巻き込まれる、というのが本作品の大筋。 このとんでもないヤカンの名前が「トンデケマン」。声が千葉繁。 グラサンかけてる。大阪弁で喋る。口から光を吐いて時空の穴を空ける。確か空も飛んでた気がする。 遂に筆者の気が触れたとか思わないで欲しい、そういう話なんだ! んで、このヤカンがとんでもないお調子者。 行った先の中世バグダッドで悪党アブドーラの手に落ちたと思ったら、アブドーラの手先となってしまい、王国の姫・シャララを毎度毎度かっさらう手助けをしては、時空に穴を空けまくる。 時空警察に目撃されたら命がけで叩き壊されるであろう迷惑な存在だ。 元の時代に戻るためヤカンを取り戻そうと毎度毎度、はやととユミはバグダッドから時空を超えて旅立ち、アホな追跡劇を繰り広げるハメになる。 さらに言うと、シャララ姫様というのが「ラムネ」のココア嬢の元ネタと言われるほどの大ボケキャラ(同じ葦プロだし制作もほぼ同時期) そして婚約者のダンダーン王子もまた、二枚目の癖に思い込みの激しいアホキャラ。 姫のボケっぷりと王子のバカっぷりとヤカン&アブドーラのぶっ飛びっぷりのおかげで、はやととユミは毎回、原始生活させられたり「2001年宇宙の旅」やらされたり地雷踏んだり「ローマの休日」やってるお姫様を追いかけたりカーレースやらされたり走れメロスやらされたり「卒業」やらされたりと、えらい目に遭う。 こんなはやととユミを毎週見ていて常識人の悲哀を感じずにはいられなかったが、常識人が主役張ってるからこそ周囲のバカキャラ(褒め言葉)が引き立っている典型的作品とも言える。 もっとも、はやとにしてもサッカーボールで敵を吹っ飛ばしたり一瞬でメカを直したり脳天気に相手の口車に乗せられたりと、つい悪ノリしてしまう処も多いので通常の感覚では常識人とは言いがたいが、超天然お姫様と大阪弁ヤカンのおかげで全てが吹っ飛ぶ。 相方のユミが本作品最大の常識人と言えよう。彼女も、歴史オタのロック好き(当時イカ天が流行ってた)という設定はあったが、はやとの超爆発シュート(多分タイガーショット超える)に比べるとイマイチ印象が薄い。 ほぼ同時期に「ワタル2」の放映があり、キャラデザが同じ芦田豊雄氏。はやとは「グランゾート」の遙大地にバンダナ巻いた感じ。当時のアニメ誌には「バイファム」のロディをイメージしたと書かれていたのだが、バイファムは未見なので何とも言えない。 「グランゾート」放映直後ということもあり、ラビを意識したとしか思えないショタキャラ・アラジンもいたが他キャラが凄すぎて殆ど印象なし(はやとを兄貴と慕い、小さな竜「ドラムスコ」を連れてるバグダッドの少年。ラビと海火子の中間という感じか?) ユミはヒミコの髪を黄色くして大人にしてみましたという印象。 監督はポケモンの湯山邦彦氏。演出・パターン化されたギャグ・キャラの位置づけなどが恐ろしいほど酷似している。はやと→サトシ、ユミ→カスミ、タケシ→アラジン、ピカチュウ→シャララ、トンデケマン→ニャース、アブドーラ→ムサシ&コジロウなど、ほぼ置き換え可能。 他に、脚本に武上純希氏、浦沢義雄氏など、マイナー作品の割に凄まじきメンバーが多い。 が、何と言っても特筆すべきは声優陣だ! はやと→三ツ矢雄二 ユミ→西原久美子 トンデケマン→千葉繁 シャララ→佐久間レイ ダンダーン→神谷明 アラジン→三田ゆう子 アブドーラ→滝口順平(今でもナレーションなどで声を聞くと反射的にアブドーラを思い出す) 当時私は札幌にいて、アニメ誌でこの作品(というかはやとの存在)を知って一目ぼれし、見たくて見たくてしょうがなかったんだが、当然全国ネットなんぞしていなかった。つーか、関東以外で放映していなかったんではなかろうか? 今じゃ珍しくもなんともないことだけど。 放映地域外ということがこれほどつらいとは思わなかったあの頃。UHB(フジ系列)に殴りこもうかなどと考えたなぁ……ちょうど塾の近くだったし(遠い目) 放映途中に関東へ引っ越すことは決まってたんだが、待ちきれなくてしょうがなかった。数あるアニメ誌での情報すら圧倒的に少なく、その少ない情報の中から必死ではやとの画像と情報を探しに探して妄想すること数ヶ月。 最初にOPでサッカーボール蹴るはやと見た瞬間は、そりゃもう嬉しかったなぁ……想像以上にOPがカッコよかったし。3日もしないうちにレコード屋でサントラ購入した。 で、このサントラ以外ろくなグッズもないしサントラ紹介しようと思って楽天市場をあさったところ ↑いきなりこんなん出ました。 でぃ、でぃ、DVD化してたのかコレ!!(錯乱) ゲッターロボ號といい、何故、昔私が好きだったけど絶対にソフト化不可能と思いこんでいたブツが何故、何故、今になって??? ……と思ってアマゾン見ると、どうやら日本より海外で評判よかったらしい。特に台湾で。 アマゾンレビューによると23歳以上の殆どは知ってるらしい……ということは、色々とグッズもあったりするのか!? 畜生、行きたいぞ台湾!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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