カテゴリ:読了本
角川文庫・・
まず第2の事件から・・・ 世間を恐怖に陥れている連続婦女誘拐殺人事件。 少女惨殺の模様を克明に記した犯行声明が新聞社に送られてきた。ところが、殺されたはずの少女が無事戻り犯人とされた男は自殺・・・・・ 事件は、終結したかのよう思われたが・・・終わっていなかった。 そして、第3の事件 捜査を担当していた佐原刑事の娘が誘拐された! 犯人は、衆人環視の中で身代金を運べという要求。 「報道陣に知らせ、警察を配備しろ」と言う。そういう衆人の前で「”娘を返して欲しい”と浅草観音堂で、何度も拝め」=と言う要求。 犯人の目的は?? そして、第1の事件へ・・・ その過去の事件から犯行に至る経緯が解かり、エピローグで真犯人が解かる。 少年、少女の家出・・・・その、両親達 そして、安易に身体を売る少女達・・・ 子供と親とが きちんと向き合い思いやる心を与えてくれる。 そういった、現代風刺。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[読了本] カテゴリの最新記事
|
|