カテゴリ:読了本
阪神大震災の前夜、雅也は資金繰りを苦にして自殺した父の”お通や”をしていた。 その晩、最後まで一人残った叔父は、昔の借用証書を雅也に見せ、「保険金の残りから返して欲しい」と言った。 その直後の朝方の阪神大震災= お通やをしている雅也の家も全壊に近い・・・ 雅也は生き延び、その時叔父は家屋の下敷きになりながらも生きていた・・!! が!雅也は、ふっと(魔が差したのか、機転を利かせたのか・・)叔父を殴打して息の根をとめた=!! その時!!後ろに一人の女性が居た!! その女性・新海美冬と雅也の二人三脚(?)の人生が始まる。 美冬の才知に優れた生き方=そして、のし上がっていく 雅也はコツコツ暗く静かに生き・・・・ 刑事として鼻の効く加藤刑事の執念の捜査。 ************************** 以前の作品「白夜行」と同じタイプの作品です。 この本を”えぐい”と言う方、”すっごく面白い”と言う方に分かれましたが、これも同じだと思います。 分厚い本なのに、一気に読めます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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