カテゴリ:女性誌
花森安治
――<常識>を<非常識>に一変させた生活思想 『暮しの手帖』は物心ついた時には、家にあった気がする。 実家の母がたまに読んでいた。 小学生だったわたしは、わかりやすい文章に没頭していた。 独身時代に『スポック博士の育児書』を読んだ。 『暮しの手帖』で紹介されたのを記憶していたからである。 こどもが生まれる前に、育児書を読む。これは、大事なこと。 ただ、こどもは育児書通りには成長しない。 その子、それぞれの成長の仕方がある。 野菜の種を、畑いっぱいに蒔いたところで、 芽吹きも、収穫も一緒ではないのと同じだ。 花森安治という人物を知ったのは、結婚してから。 『暮しの手帖』と言う雑誌を、再発見してから。 購読はしなかったが、この雑誌から得た知識(というものか?)が 自分の中に蓄積されいたことを自覚したのである。 「花森語録」 おもわず「うん」と頷いてしまう。 つまり、小学生時代に得た知識は、未来永劫、死ぬまで ついてまわるのかも知れない、ということだな。 それが、正しい知識かどうかは別にして。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年05月28日 16時41分39秒
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