カテゴリ:文芸誌
<新春読切り短編特集>ということで
「連絡船のうどん」勝谷誠彦 これだけを読むために買うのも、なんだけれど(笑 立ち読みした雑誌の感想を書くのも、活字中毒者としてフェアじゃない気もするし。この話のネタ元は、「あ、あれだ」と思わず笑いつつ、ぐっとくる展開もうれしい。 「終夜運転」赤川次郎 赤川さんのミステリーは、いくつか読んだことがあるが、もうちょっと軽快(殺人事件ではあっても)な感じがしてた。これは、なんだか妙に重い。胸の奥に、どさりと何かが投げ込まれた気分。 「東京しあわせクラブ」朱川湊人 なにげなく読んでいて、だんだんと引き込まれてしまった。どんでん返しというほどのラストではなかったけれど、他人の人生ほどミステリアスなものはないだろうね。 「クリスマスの色」前川麻子 15歳の時。こんなクリスマスを過ごしたことはなかったな。 「愛人マンション」横森理香 負け犬か~。何が負けなんだろうね。結婚してもしなくても、子供がいてもいなくても、それぞれがしあわせならいいんじゃない? 子育てしてなくても、ちゃんと働いているなら税金は払っているわけだし。社会生活しているなら、誰でも子育てに参加していることになる。その老後を面倒見るのは当然だよね。「負け犬」になりたくないから、安易に結婚して子供を産んで、ちゃんと育てられなくて、虐待だの離婚だのしてるんじゃ、負け犬以下だね。言い過ぎかな~? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年06月05日 15時49分38秒
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