カテゴリ:SF
やっと読めた
<谷甲州特集> 谷さんの連載は読んでなかった、実は。生活が忙しいと月間の連載小説って、集中力がないと読めない。今回は、意を決して読んでみよう。 「葛城天狗」 吉野古道が舞台なのか。歴史に疎いわたしでも、舞台背景がよくわかる描写ではある。ふと、自分の好みを思ったら、こういう伝奇もののほうが好きなのかな、戦闘ものより。銀英伝より創竜伝が好きというのと同じ理由で。でもこれから先、読み続けられるだろうか。 「罪火大戦ジャン・ゴーレ」田中啓文 …グロい。田中啓文なんか嫌いだ。発想は凄いけれど。かつての筒井康隆より凄い…が、もう読みたくない。でも、来月号もまた読んでしまうのか?怖いもの見たさで。 「天体の回転について」小林泰三 はあとまあくがいっぱいの物理の講義ですか。ひえ~! 「午前の幽霊」津原泰水 SFは絵だねえ。トランスジェンダーが題材になっていても違和感ないのは、フィクションだから? 「シュレディンガーのチョコパフェ」山本弘 つい、どんぐりさん夫妻を連想してしまいました(^^;。ところで、最近のオタクは相手のことを「おたく」って言わないの?「あなた」とか「君」って、普通に呼んでるのかな? 最近、オタクな人と対面で話したことないし、大概名前で呼んじゃってるしね。しかし、こういう状況を、簡単に想像できてしまう自分の思考回路も、妙な感じではある。 <飛ばされて行く先>タカノ綾 今回は「アド・バード」(椎名誠)がテーマ。あれは、冒険小説だと思った。少年が大人になっていく過程。椎名さんらしいと思ったよ。 京都SFフェスも参加してみたいイベントではあるが。 <デッドフューチャーReMiX>永瀬唯 いや~、小松左京さんてそういう方だったのか。作家の作品以外、作家そのものに興味はもたないほうだったから、まったく気にしてなかったけれど。作品が書かれた背景とか、作家の心情とかを読み解くと、違った場面があらわれるわけね。ま、そういうことはあまりしてる暇ないけれど。それが、評論家の仕事なのかもね。 ************************** Topの「SFを応援しよう」のバナーは作家 菅浩江さんのサイトからお借りしております。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年02月05日 17時11分23秒
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