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今日は小学部保護者会。
今までは「保護者対象説明会」という名称で、私が前に立ってホワイトボードを使って説明し、保護者の方がそれを聞くという講義スタイルを取っていた。 しかし今回は人数がそれほど多くないこともあり、保護者の方々と私たち講師が顔を向き合わせる形で座りながら進行する「懇談会」形式で行った。 こういう場では、お互いの本音をぶつかり合わせることが何より大切だと思っている。 教育の現場では、いくら美辞麗句や綺麗事を並べ立てても、それが本音の部分での話でないと、ただの「卓上の空論」に過ぎず、全く意味を持たない会になってしまう。 今日の保護者会の冒頭で、「できる限り本音でお話させていただきますので、保護者様もご質問やご意見があれば、本音でそれをぶつけてください。」と前置きをした。 今回の保護者会は、4月からの学習状況の報告と今後の取組み、2010年度の夏期講習の概要、大学合格力からみる高校の実力と、数年後の受験に向けて今取り組むべきことという3点が主な内容であった。 学習状況の報告をする際に、生徒がいつも解いている算数の確認テストを保護者の方にも抜き打ちで解いてもらった。 保護者の方々は苦笑されながらも、黙々と夢中でテストに取り組まれていた。 保護者会の資料の中で確認テストの点数の推移を表にしてお伝えしているが、そこに並んでいる数字の羅列は、テストの中身を知って初めて意味を持つものである。 そういう意味で、小学生の保護者会では、毎年必ず保護者の方に確認テストを解いて頂くことにしている。 予定時間は1時間であったが、ついつい余計なことまでベラベラしゃべってしまうの私の悪い癖が原因で、予定時間を少しオーバーしてしまった。 それでも熱心にメモを取りながら、要所要所で深く頷きながら耳を傾けてくださり、質疑応答や個別相談の際には色々なご意見やご質問をぶつけてくださった保護者の方に対して、感謝の気持ちでいっぱいである。 『良い塾』の条件の1つは、保護者の方と講師との距離が近いことだと私は思っている。 冒頭でも述べたように、教育に欠かせないのは「本音」をぶつけあうことだ。 うちの塾のような小さな個人塾は、保護者の方の本音がダイレクトに代表者である私に伝わってくる。 そして、代表者である私がどのような考えで子どもの前に立っているかという本音を、ダイレクトに保護者の方に伝えることもできる。 ゆえに、保護者の方と塾の距離も、必然的に近くなる。 小さな塾ならではのメリットだろう。 お忙しい中お集り頂いた保護者の皆様。 本当に、ありがとうございました。 これからも、何かありましたら(何もなくても)お気軽に塾に立ち寄ってください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 26, 2010 11:22:48 PM
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