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カテゴリ:塾長の教育論
最近ブログを書く頻度が落ちている。
その原因は、決して新婚ホヤホヤ生活を満喫しているから、ということではないので、読者の方はくれぐれも勘違いしないで頂きたい。 私たち新婚夫婦の最近の趣味と言えば、専ら『勉強』だ。 午前中は図書館に通い、妻は勉強、私は本を物色。 仕事から帰り、夕食を済ませた後、妻はまた勉強に戻り、私は物色してきた本をひたすら読んでいる。 買ったばかりの地デジ対応大型テレビは、あまり活躍する機会がない。 このような生活をしている理由は2つある。 一つ目は、私たちには絶対に達成したい人生の目標があるということ。 妻と私の目標は、全く方向性の違うものではあるが、目標を達成するために学び続けるというベクトルは同じ方向を向いている。 二つ目は、これは私の場合ではあるが、無知でいることに恐怖を感じているからだ。 本を読めば読むほどに、自分が無知であることに気付かされる。 本を読めば読むほど、さらに学びたいことが増えてくる。 図書館に行けば、読みたい、読まなければいけないと思うような内容の本が、数えきれないほどたくさんある。 これらを知らないままに過ごすということは、自分の人生にどれだけマイナスになっているのだろうかと思うと、本当にゾッとする。 つい先日、ようやく私も三十路を迎えた。 30年間生きてきて、私はいったい何を学んできたのだろうと、学校教育を終了したあと、私はいったい何を脳に刻んできたのだろうと、今しきりに後悔をしている。 思えば、物事を学ばない言い訳を、仕事をしているからということで片付けてきた。 それではいけないということにようやく気付いた。 私のように、保護者であれ教師であれ塾の講師であれ、子どもに勉強しろと偉そうに言う立場の人間が、何も学んでいないことが多い。 そんな人間に教わった子どもが、学びの尊さを感じ取ることができるわけがない。 私が偉そうに言えることではないが、子どもに学べという大人にこそ、学び続けてもらいたいと思う。 そういう姿を、子どもに見せて欲しいと思う。 大人が生き生きと学び、学び続けることで人生を豊かにしていく姿を見て育った子どもが、学ぶことを嫌いになるはずがない。 大人がもっと積極的に学び、学ぶことを楽しむような社会になれば、子どもの学力はもっと高くなっていくのではないだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Nov 12, 2010 11:52:59 PM
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