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テーマ:芸能ニュース(18595)
カテゴリ:STORY
8年前に結婚式を挙げた教会に民子は喪服で現れ、夫の遺骨を納める。
そこに現れたのは、刑事の久恒だった。 犯人はどんな人間だと聞く久恒に民子は一言こうつぶやく。 「人間じゃありませんね」 瞳に決意の炎をくゆらす彼女はこの瞬間、人倫の道を踏み外す決意をしたのかもしれない。 民子はジュエリーデザイナーとして独立に成功し、 「マスカレード」という名の会社を立ち上げる。 奈々美は「マスカレードって、見せ掛けっていう意味もありましたよね」と屈託なく言い放つ。 すべてを知る奈々美は民子にとって、忌むべき存在なのであった。 民子は小滝と秦野に呼び出される。 民子は改めて自分を鬼頭の愛人に仕立てた小滝らの目的を探ろうとするが、 小滝は答えようとしない。民子は 「あなたと私は一蓮托生…共犯者ということだけね」とつぶやく。 民子はデザインの恩師である紗和子を呼び出し、紗和子のデッサン盗用をほのめかし、銀座のデパートのブースの権利の譲渡を迫る。 紗和子のその場に居合わせた客たちへの体裁を考え、民子にブースを渡してしまうことに。 民子の強請りは見事に成功したのだった。 そんな民子の前に鬼頭の使いを名乗る黒谷が現れ、麻布の豪邸へ向かう。 屋敷では、中年の男が鬼頭に取り次いで欲しいと米子にすがりついていた。 だが、鬼頭はただ民子の股座を愛撫するだけだった。 翌日、民子を初音が訪ねてくる。 久恒が来たが何も教えなかったと金をせびる初音に民子は小切手を手渡す。 「恩にきます」とかつて自分をこき使った人間に言わしめ、民子はニヤリ。 その後、銀座に民子の店が開店し、奈々美が顔を出す。 油断ならない奈々美を民子は自分の会社で学ばせ、目の届くところに置いておくことにする。 米子からの呼び出しがかかるが、民子は「すぐには行けない」と固辞する。 だが、秦野は「自分の置かれている状況を忘れたわけではないだろうね」と彼女の「宿命」を口にする。 「結局は、あの老人に所有されているにすぎない」 民子は自分の境遇を改めて深く認識するのだった。 またもや玩具のように愛撫だけを強いられた民子は小滝の元へと急ぐ。 体のほてりを満たそうと民子が小滝に抱きついたその刹那。 小滝の部屋をノックする音がこだまする。 現れたのは、二人の関係を疑問視する久恒。その男だった…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.02.01 04:30:52
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