|
カテゴリ:2008年ドラマ
俺にだって野球しかない
解ってるんだよ。そんなこと もう部室に来るな。俺たちに期待させるなよ! と叫んだ御子柴に安仁屋の口から初めて本音が漏れた。 野球しかない。 解ってるんだ。。。そんな事は。 中学の時からのライバルが、あの事件があった年、 一年生ながらレギュラーとして投げた。 結果は惨敗。 自分が追いつけなかったライバル選手の惨敗を見て 安仁屋は甲子園が甘くない事を知る。 どんなに努力しても手が届かない物がある。 だったら努力するな それが安仁屋が出した答えだった。 でも、安仁屋の気持ちは野球から離れた事はない。 そんな安仁屋を見ている新庄。 野球部狩りが起きた時、新庄はみんなの為に戦った。 誰も認めてくれなくても。。。 新庄の気持ちも、まだ野球部に添っている。 本当は野球部に戻りたい安仁屋を誰よりも理解していたのも新庄だった。 ど素人が甲子園目指して何が悪い 夢は自由だ 安仁屋を野球部に戻したい川藤との一騎打ち。 意地を捨てなければ、戻る事はできない。 みんなお前をメンバーに迎え入れたい一心で努力してるんだよ 安仁屋 無駄な努力なんてないんだよ 安仁屋が戻ってきた。 野球するメンバーを遠目に見つめる彼の表情から全身から 野球したい 野球したい 野球したい その声が叫びになって聞こえてくるようだった。 誰かが背中を押して上げなくては 動けなかったんだね。 あとは新庄。 安仁屋がとても気になる。 安仁屋が戻るなら。。。と言う気持ちにはならなかった? 新庄の視線の先に、いつも野球部が、そして安仁屋がある。 愛してるのかと思うくらいに。 戻れないのは、それだけ強い思いで野球をそして仲間を求めているから。 そして、再びそれに接するのが恐いから。 戻っておいで。 仲間は決して拒絶する事はない。 トラックバックは承認制です。即時反映はされません。ご了承下さい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月03日 22時34分36秒
[2008年ドラマ] カテゴリの最新記事
|