銀工場見学とどちゃりお買い物♪
皆様、お待ちかね「ペル研」のお時間がやってきました~♪今回は「シルバーアクセサリーの工場見学とお買い物ツアー」であります。銀製品の作り方を説明してもらい、その後じっくりお買い物♪「また買い物かよぉ~」というご主人様からのクレームは無視?して、行って参りました♪ ペルー各地で産出される鉱物の数々。 銀だけじゃなくありとあらゆる鉱物が取れます。鉱物の産出量ではペルーは世界第一!(らしい。) セニョール・アルフォンソ。 4世代、60年以上続くこのDellapinaの2代目オーナー。掘り出した石の中に様々な鉱物が含まれているので、酸を入れて石を溶かしそれぞれの鉱物を取り出すんだとか。ちなみにペルーではトルコ石やラピスラズリは産出されません。 石を買う時は要注意! 鉱山から送られてくる銀の延べ棒約35kg! 重すぎて持ち上がらな~いっ(涙)これを溶かして水にポタポタ垂らすと、すぐ冷えて固まって銀の粒ができます。(お皿の中のヤツ) 銀の粒を高温で溶かし、型に流し込んで水で冷やすとあっという間に銀の板ができる。 その昔はこのような素焼きの器に銀を入れ、薪とリャマの糞を使って加熱、こんなふいご?を口で吹いて、空気を送って更に高熱に・・・ なんて根気のいる作業でしょ(汗) これを時代がかったプレス機に通して、加工しやすい厚さに引き伸ばします。(伸ばしやすいように、途中で10cm程度の薄くて細い銀の棒に替えました。) 薄くな~る 薄くな~る♪ (あっ 誰だ? 頭を抑えてるのはっ/爆っ)なんと10cmが約2mにもなりました~! おっもしろ~いっ! こちらは細く針金状にした銀をくるくる巻き付けて、鎖を作ってるところ。 2階では、ベテランっぽい職人さんが、銀製品をバーナーで温め、すぐ水に冷やす・・・という作業を繰り返してました。 こうすることでどんどん艶が出てくるんだって。 全部手作業。 1日中座って目を使ってホント大変。 人件費が安いからできるのねぇ。こちらはアメリカのあるガン基金からの依頼で作ってるピンクリボン付きバングル。これが欲しかったのに、「これは全部注文生産だから売れないよ~」って! 残念っ! さて、切ったはったの作品じゃなく、こちらは型を用いた製品の作り方のご紹介。蝋で模型を作り、それを特殊なゴムで包んで、模型の型を取る。 それを温めると蝋が溶け、型が完成する。 そこに銀を流し込み、型を取って出来上がり。インカ時代は蜜蝋で模型を作って、本当に1つ1つ作ってたらしい。 今はそんなのんびり作ってられないので、たくさんの模型をツリー型にはめ込み、カバー?を付けて一辺に型を取り、一辺に作品を作ってます。なんか千手観音にも見えるなぁ・・・ これ、お持ち帰りした~いっ!(笑)そうそう、先ほどの35kgの延べ板を引き伸ばすと、これくらいの扉の装飾が作れるそうな。すごいね~♪ このお店はオリジナルデザインはもちろん、ナスカの地上絵やモチェ、シカン、チムーのモチーフを活かした物がいっぱいで、お土産に最適♪・・・しかし、このかえるは可愛くな~いっ!(涙)工場の横にちゃーんとお土産販売スペースがあり、町中のお店より品数豊富!しかもちょっとしたサイズの修正なんかは、その場でしてくれたりもする(さすが工場内。)この工場、事前に電話すれば誰でも行けます。英語orスペイン語ツアーは無料、しかもここでお買い物すれば店頭価格より1割引!(現金のみ)今度ペルーに遊びに来たら、ぜひこんなところにも行ってみて下さいね~♪『Dellapina』Jr.Chacas 232 Bren^a Lima, Peru424-6016※もちろん行く前に必ずご自分で時間や場所、値段の事は確認してね~