悲しい出来事
ジャカルタ時代、だんなについてた運転手さんが死んだ。一週間前くらいから ちょっと調子が悪かったらしい。水曜日、仕事中にひどく具合が悪くなって、タクシーで病院に行く途中そのタクシーの中で亡くなったんだって。まだ30代、確か10歳くらいの子供もいたはずだ。水曜が祝日だった事と、インドネシアとの時差(-12時間)で私たちが知ったのは木曜になってから。こっちの木曜、もうインドネシアでは金曜になってただろう。イスラムでは、亡くなってから48時間以内に遺体を埋める。もし飛んで行けたとしても、彼の姿を見る事はできない。とてもショックだ。だんなの運転手さん、とてもいい子だったのに。真面目でよく気のつく、本当にいい子だったのに。ちちゃさん、覚えてる?ちちゃさんをスカルノ・ハッタ空港まで送っていった時の、あの運転手さんだよ。しかも私と生年月日がまったく一緒。今、自分が突然死なんてしたら、死ぬにもしにきれないよ。原因はまだ分からない。というか、あの国じゃ突然死とかしても死亡解剖なんてしないだろう。すごく太ってたからな・・・ 脳溢血? 心不全? あー、分からない。真面目に仕えてくれた部下の突然の死。遠い遠い空の下から、彼の冥福を祈ります。