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本と映画と食事とあひる

2020.09.29
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カテゴリ:映画、ドラマ

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 芸能人の不幸なニュースが続いて、ちょっと落ち込んでいます。

お願いだからマスコミは残されたご家族を、周囲の人々を、そっとしておいてほしいです。

無理だろうな、、、。涙

 さて、こんな時には明るい映画がいいだろうとは思うのですが

最近観たホラー映画について。

 テレビもない、ラジオは好きなコメンテーターの時に

時々聞く程度。

新作映画については

Twitterでしか触れませんが、

『ヘレディタリー/継承』は奇跡的に

数年前、映画にとてもお詳しい芸人さんがほめていたので知ったのです。

『ミッドサマー』はTwitter界隈で結構、話題になっていました。

まさかどちらも同じ監督とは。アリ・アスター監督、ホラー業界の星ですね。

 『ヘレディタリー/継承』の主演で注目を集めた

トニ・コレット。

実はNetflixのドラマ『アンビリーバブル』で

ベテラン刑事の役をしていました。

すごく味のある演技。

その流れで、映画も観てみよう、と思ったんですね。

で、結論から言うと

『ヘレディタリー/継承』も『ミッドサマー』も

見せ方は新しさを感じますが

きわめて古典的なテーマの作品。

どちらもあらすじを読んだだけで展開は8割読めます。

特に前者なんて

昭和40年代生まれには

漫画でよくあったテーマ。

ああ、はいはい、、ってなもんです。

 ただ、この監督、職人気質というか

美的センスがあるというか、

舞台設定や小道具、その使い方が絶妙。

色彩感覚も二重丸。

興味のある方はご覧になってください。

『ヘレディタリー/継承』のヒロインが作る

ミニチュアアート。

『ミッドサマー』に出てくる村と衣装。

素晴らしい。。。

 そしてどちらの作品も主題は同じ。

以下、軽いネタバレを含みます。

観ていない方はご注意ください。





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この二つの作品、

どちらも冒頭で主人公が肉親を亡くしています。

そして、映画が進むにつれ、

もっと多くのものを失っていきます。

肉親を失う苦しみ、生贄―。

それが作品の核になっているんですね。

私はこの監督をよく知りませんが、

多分、私生活で似たような経験があったのではないでしょうか?

別に作家論を唱えたいわけではないですが

このテーマにここまで固執して繰り返すのが

気になるといえば、気になります。

そして、手を合わせたくなります。

 『イット フォローズ』のような新感覚ホラーとは

また違った作品です。





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最終更新日  2020.09.29 08:06:38
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