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テーマ:歌舞伎大好き!(1103)
カテゴリ:歌舞伎座【2013年~】
「あら、花道から出てきたの、三谷さん?」
と思わせて、登場したのは 松也君。 筋書にあった「口上」がこんな風に登場するとは! 三谷ファンも そうでない人(どれ、お手並み拝見と冷静な人)も みんなが注目する中、いちばん最初に登場するのは、 緊張するんだろうな ちょっとハイテンションで解説が始まった なんだか、「エリザベート」の「ルキーニ」みたい。 三谷さんの遊び心、最初から全開 舞台写真がまだ載ってないのは承知で 今回は最初に筋書買ってチェック (いつもなら写真が掲載される20日ころまで我慢) 彌風さんや愛一朗さんや 「あらしのよるに」で好きになった 松十郎さんと千次郎さんと千壽さん みんな揃っていて、あーあウレシ! 原作がみなもと太郎さんの漫画と知っていても 井上靖原作の「おろしや国粋夢譚」の印象が強かったので 厳しい自然の描写は? ロシア人との反目から徐々に信頼を得るところは? そして江戸幕府の対応は? と諸々の(勝手な)心配は杞憂に終わった! 乗組員達のシチュエーション・コメディだった そうでした、三谷さんだものね 三谷ワールド at 歌舞伎座だった 「黄金の日々」を観て育った三谷さんが作家になって (私は同じ番組を見ていたけれど、普通の人ですが(*´-`)) 歌舞伎座で白鸚さん(当時は染五郎)出演作を 脚本、演出するなんて、もう、それだけで感動 ラ・マンチャの男などのミュージカルを 演じてきた白鸚さんだから洋装がお似合い この佇まいは白鸚さんだからこそ 当時から、歌舞伎役者のミュージカル出演は 賛否あったわけだけど 歌舞伎座でそれを肯定してくれてるみたいでカンゲキ! そして最終回に共演していた小さな息子が 今や十代目の幸四郎となって主役の大黒屋光太夫 漂流船の中で当代染五郎君と親子三代が並ぶシーンは 大サービス感満載 猿之助さん、愛之助さんはもちろん、 それぞれに見せ場を作ってくれて ほんと 三谷さん大好きだ 新作をいつも支えてくれた 萬次郎さんや橘太郎さんがいないのは寂しいけれど 今回も彌十郎さんや高麗蔵さんなどベテランが頼もしく 立ち回りはなくても伊勢音頭や犬ぞりのシーンで 盛り上げてくれる歌舞伎役者ってスゴイな (シベリアンハスキーのシーンをもっと前で観たかった! せっかくお顔が出ているのに! いっぺんに動くと、誰を見ていいのかわからない( ノД`)) そして三谷さんちの八嶋智人(のりと)さん、 八面六臂の大活躍 三谷さんが考えてくれた屋号の「トリビ屋」 しっかり かかっていましたよ! エカテリーナの後ろにいる白い服の上品な少年はダレ? ルドルフ?いえ、エリザベートじゃないんだし もしや猿君? 筋書で確認。確かに猿君。背が伸びたね。 そうそう、三谷さんも八嶋さんも (高田馬場の時に1歳だった)染五郎君が大好き 登場シーンがめちゃめちゃ多い染五郎君は、 襲名前のたどたどしさが消え、成長著しいですしね ウレシイことだらけの六月大歌舞伎 月光露針路日本 風雲児たち 鳴りやまない拍手に繰り返されたアンコール スタオベの最後は、幸四郎さんのひとこと 「おやすみなさい」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
June 8, 2019 11:03:08 PM
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